約 5,261,120 件
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■ブリガンダイン Ⅰ 小鉄片を規則正しく鋲止めした金属鎧。 Ⅱ 頑強な骨をふんだんに使って作り上げた重鎧。VIT+2 HP+10 Ⅲ 非常に頑強な岩石を練磨して軽量化して作成した鎧。 キャンバス地や革製ベストの裏地に金属片を打ち付けて作ったタイプの鎧。鎖帷子の上から着用するのが普通。 名前の由来はBrigand(歩兵)用という意味から。装備しても動きやすく、破損してもその箇所だけをはずして取り替えればいいという修復性の高さから大いに普及した。 鰤が鯛ん! ↑ランクアップかランクダウンかそれが問題だな。 グランドエディション版が高評価されている同名の国盗りSLGではない。 山賊(brigand)が着る鎧ではない 6世代の とげよろいポケモン でもない。 コメント
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【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 BRIGANDINE 幻想大陸戦記 タイトル BRIGANDINE 幻想大陸戦記 ブリガンダイン 機種 プレイステーション 型番 SLPS-01107 ジャンル シミュレーションRPG 発売元 イースリースタッフ 発売日 1998-4-2 価格 5800円(税別) ブリガンダイン 関連 PS BRIGANDINE 幻想大陸戦記 BRIGANDINE GRAND EDITION 駿河屋で購入 プレイステーション
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ブリガンダイン ~幻想大陸戦記~ 攻略サイト ブリガンダイン 幻想大陸戦記【発売日】2000/5/18 掲載されているデータはブリガンダイン 幻想大陸戦記のものです。完全版とも言えるブリガンダイン グランドエディション(以下GE版)とは一部仕様が異なります。ご注意ください。 現在、PS3/PSPでダウンロード販売されているものは GE版 ※ダウンロード販売は終了しました これから購入を検討するなら、上位互換のGE版をオススメ LINK
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ブリガンダイン グランドエディション 機種:PS 作曲者:佐藤天平 発売元:イースリースタッフ 発売年:2000年 概要 『ブリガンダイン 幻想大陸戦記』のリメイク版。『ブリガンダインGE』と略されることが多い。 エストレガレス帝国でプレイできるようになったほか、フルボイス化され、新キャラ、ラスボス戦など追加された。 またさらなるバランス調整も施されており、現在でも根強い人気を持つ名作。 BGMは全曲差し替えられていて佐藤天平氏が新たに作曲を担当している。効果音はピュアサウンドが担当。 エストレガレス帝国の戦略フェイズの曲や、ラスボス戦など無印版には無かったBGMも用意されている。 無印版に負けないくらいクオリティの高い曲が用意されており、音楽の評価も高いが残念ながらサントラは未発売。 2020年に発売されたシリーズ新作『ブリガンダイン ルーナジア戦記』も引き続き佐藤天平氏が作曲を担当している。 収録曲(仮タイトル/1部のみ) 曲名 作・編曲者 補足 順位 オープニングムービー 佐藤天平 今は伝説となりし歴史ブリガンダイン タイトル画面 フォルセナへの誘い メインメニュー 獅子の瞳に王子は、祖国の復興を誓う 編成フェイズ(西アルメキア) 白狼いわく、時きたれり今こそ大陸を手中に収めん 編成フェイズ(ノルガルド) 神います天険の座にて、地の平穏を祈る聖女 編成フェイズ(レオニア) 静かなる賢王は人の遠く行く末を想う 編成フェイズ(カーレオン) 狂王と呼ばれる男の野望と無謀 編成フェイズ(イスカリオ) 覇道の皇帝、炎の行軍 編成フェイズ(エストレガレス) 戦乱の大地を進む騎士たち 出撃準備 すべてはアルメキアの名の下に 戦争フェイズ(西アルメキア) 狼の牙はすみやかに獲物を狩る 戦争フェイズ(ノルガルド) その戦いは、神に捧げられる 戦争フェイズ(レオニア) 守るべきものは笑顔とささやかな幸せ 戦争フェイズ(カーレオン) 止められるものなら止めてみろ! 戦争フェイズ(イスカリオ) 安息は、死とともに訪れん 戦争フェイズ(エストレガレス) その勝利は理想のためか野望のためか 勝利時 敗れし者たち 敗北時 語りえぬ者たちの追憶 滅亡イベント ひたとて迫り来る滅びの足音 編成フェイズ(ドローラスガルド) 虚無を見つめ、答えなき問いに答えを求め続ける者 ブロノイル戦マップ 今日世界の終わる日にも騎士は希望を捨てる事なかれ アウロボロス戦マップ スタッフロール
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幻影騎士団シェード・ブリガンダイン 通常罠 自分の墓地に罠カードが存在しない場合、 このカードはセットしたターンでも発動できる。 (1):このカードは発動後、通常モンスター (戦士族・闇・星4・攻0/守800)となり、 モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する。 このカードは罠カードとしても扱う。 幻影騎士団 戦士族 罠 罠モンスター 闇属性 同名カード 幻影騎士団シェード・ブリガンダイン(OCG)
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ブリガンダイン ルーナジア戦記 パッケージ版/ダウンロード版 SRPG 7,920円(税込)9.2GB “果てなき戦場のファンタジー” 国取りシミュレーション「ブリガンダイン ルーナジア戦記」 ■大陸の制覇を目指す国取りシミュレーション ルーナジア大陸には6つの勢力、40以上の拠点、100人以上の騎士と50種以上のモンスターが存在します。 どの君主となり、どの騎士とモンスターで部隊を編成し、どの拠点へ進軍するか? その戦い方はプレイヤーの自由です。自分の戦略と戦術で自国を大陸制覇に導きましょう。 ■ユニットの育成とバトルマップの部隊戦に特化した、シンプルで奥深いウォー・シミュレーション ルーナジア大陸は「編成フェーズ」と「攻撃フェーズ」を経て節が経過し、時を刻みます。 「編成フェーズ」では来るべき戦いに備え、多種多様なクラスやスキルを持つ騎士とモンスターで部隊を構成します。 「攻撃フェーズ」では、ターン制で進むヘックス(六角形)で構成されたバトルマップでの部隊戦が繰り広げられます。 ユニットのスキルや属性、包囲効果や地形効果、部隊戦術で勝利をつかみましょう。 登場する全ての国、騎士、モンスター達は絶えず戦いを繰り広げ、成長していきます。 「クラスチェンジ」や「装備品・アイテム収集」などの育成要素も豊富です。 ■高い没入感と豊富なやり込み要素 敵国も大陸制覇を目指し様々な戦略と戦術で侵攻してきます。大陸の戦いの歴史はプレイする度に異なる展開を見せます。 6勢力でそれぞれ異なる様々なストーリーやイベントを収集する「史書の追憶」。メインモード「ルーナジア戦記」に加え、メインモードクリア後に開放するチャレンジモード「異説の章」などやりこみ要素も豊富です。 ■世界設定 古よりマナが降り注ぐ大陸ルーナジア。 この大陸ではるか昔に発見された五つのマナ・ストーンは、特別の鎧 “ブリガンダイン”となり人間や国家の思想を象徴する存在となっていた。 そして、それぞれが「正義」「高潔」「自由」「誇り」「自我」のブリガンダイン、と呼ばれるようになったのである。 時はルーナジア暦781年。五つの国と小さな一族は互いに相容れない思想、信仰、歴史により新たな戦乱の時代を迎えようとしていた。 六人の君主とルーンの騎士たちは、それぞれの想いを胸に戦火へと身を投じていく。 しかるに大陸統一を果たしたとき史書「ルーナジア戦記」の記憶は蘇り、そなたは知るであろう。 このルーナジアで起きた、すべての、そしてあらゆる物語を。 体験版フリープレイでは、10節の間、自国拠点数が7拠点以上になるまで、自由なプレイが可能になっています。製品版へのセーブデータの引継ぎはありません。 メーカー ハピネット 配信日 2020年6月25日 対応ハード Nintendo Switch セーブデータお預かり対応 対応コントローラー Nintendo Switch Proコントローラー プレイモード TVモード, テーブルモード, 携帯モード プレイ人数× 1 対応言語 日本語, 英語, 中国語 (簡体字), 中国語 (繁体字) レーティング CERO C セクシャル, 犯罪 ブリガンダインはドラゴンフォースのRPG要素を強化したようなゲームだね 当時は育成が楽しすぎてかなりハマったけど煩雑で面倒な要素も多いから今遊ぶと人を選ぶかも あの安っぽいレベルアップのBGMと戦闘シーンが好きだったな -- 名無しさん (2020-06-28 12 42 24) ブリガンダイン、国取り要素あるしモンスターも使い捨て感あるからSLGよりかもしれんけど 戦闘はマップ戦闘だしキャラ育成もあるしSRPG好きな人も楽しめると思う とっつきにくさはすごくあるけど -- 名無しさん (2020-06-28 12 42 41) ブリガンダインは簡単なファンタジーCivだわ Easyゆるゆる過ぎて敵国ろくに攻めてこないけど -- 名無しさん (2020-06-28 12 42 51) Civにちょっとファンタジーなストーリー付けて色々簡単にしたSLG寄りのSRPGだよ 昔のブリガンダイン知らない予約組だけどUIやレスポンスがあと一歩って部分はあるものの面白いね 体験版あるけど本スレでセルフネガキャンとすら言われるレベルであんま参考にならんので注意な -- 名無しさん (2020-06-28 12 43 04) ブリガンダインは結局キャラゲーで信者が持ち上げてるだけの凡ゲーだよ 戦略要素は信長系の足元にも及ばないドラゴンフォースレベル 戦術要素はふわふわしたステータスでZOC使って囲んでだらだら殴るだけ 条件満たすと特定イベントで会話が発生するぐらいで後はキャラ育成しかやることない 初代と何も変わってないというかむしろ戦闘シーンが抜けてる時点で手抜き感が否めない -- 名無しさん (2020-06-28 12 43 22) 内政がなくてひたすら他国の拠点を攻めて全部自国の拠点にするのが目的 戦闘はFEに似てるけどユニットは死なない ストーリーは一応あるけどFEほどがっつりって訳じゃない civは一番似てないと思う 文明とか発展させる要素ないし他国がどれだけ領土拡大しようと自国の拠点が0にならない限り負けにはならないし あと調略は出来ない 他国を滅ぼすと他国に仕えてたユニットの1部が志願してくる程度 自分は使ってないけど戦闘オートに出来るよ -- 名無しさん (2020-06-28 12 43 34) ブリガンダイン体験版は完全にセルフネガキャンだよ 戦闘は1回で出せるのは敵味方とも3部隊まで モンスターは武将の統魔コストにもよるけど1人につき3体前後 12ターン以内っていう時間制限あるけど状況が不利になると敵の武将が勝手に撤退しちゃうことがあるから場合によってはもっと早く終わる 戦闘以外ではLvの低い武将を修練場っていうクエストに行かせてLv上げをするもしくは武将を探索に行かせるとアイテムや新しい武将をスカウトして帰ってくる(どちらも次のターンに戻ってくる) 戦闘をしかけられるのは道で敵の城を繋がってるところだけだから前線の城以外には武将を置く必要は(多分)ない ストーリーは一応あるけど時々ちょっとした会話が入る程度 とにかくひたすら戦闘だけしたいって人には向いてると思う 確かFE+のぶやぼって言ってた人いたけど実際そんな感じ のぶやぼの敵国を攻めて大陸統一を目指す+戦闘がFEっぽい感じ 他国同士は勝手に戦ってこっちは戦闘結果を見るだけ -- 名無しさん (2020-06-28 12 43 45) ようやく6周終わりました 前作はやったことはなく完全に初見でした 初報のPVを見たときは面白そうだけどなんか複雑そうと言う印象でしたが実際は 編成フェイズ→攻撃フェイズ→攻撃フェイズで攻撃を選択した場合は攻撃フェイズ終了後に戦闘で1節終了 とかなりシンプルです 1年は24節です 編成フェイズでやるのは部隊の編成や武器防具の装備、武将をクエストに派遣するなどです こう書くと結構やること多そうですが実際は大してありません 部隊編成なんて頻繁にはしませんし装備の類はクエストでしか入手できないため序盤は持ってませんので 攻撃フェイズは基本的にはどの部隊でどこに攻撃をしかけるかを選ぶだけなのですぐに終わります 戦闘はFEのマスをヘックスにした感じです 出撃できる部隊は敵味方とも3部隊までなので戦闘にはそれほど時間はかかりません -- 名無しさん (2020-10-11 11 22 01) 強いモンスターはコストが大きいので統魔力の多い武将でも2,3体くらいしか持てません モンスターにもLvがあり一定Lvに達するとランクアップ出来ます なので弱いモンスターを大量に持って使い捨てにするより育てて強くした方が戦力になります ランクアップすると必ずコストも多くなります 一応武将の統魔力を上げる薬や装備、モンスターのコストを下げる装備はありますがそれでも強いモンスター6体はまず無理です 武将の統魔力は多いユニットでも300ちょっと 強いモンスターのコストは大体70越えがほとんどで100を越えるものもいるからです ちなみに武将もランクアップしますが武将はランクアップしても統魔力は増えません -- 名無しさん (2020-10-11 11 22 19) ストーリーは、オープニングイベントで大陸統一に乗り出そうということになって大陸を統一する、統一後にちょっとだけイベントがありますが基本的にはそれだけです 他国の拠点を制圧するとイベントが発生します ただ、どのイベントも短い上に必ずしもストーリーイベントとは限らず、その国の歴史などの紹介の場合もあったりするので、君主に関するストーリーらしいストーリーは最低限という感じです このゲームはオープニングの説明によるとルーナジア戦記という失われた史書が大陸統一を果たすことで蘇るという設定で 実際ゲーム中で敵の拠点を落とす度に史書のページが蘇り、ページの内容がナレーションで読み上げられます(ゲーム内のイベントの半分くらいはこれ) -- 名無しさん (2020-10-11 11 22 45) 6人の君主から1人を選んでプレイしていきますが、時々挟まる短いイベントが違うだけで、 ゲームの9割近くを占める敵の拠点を奪っていって大陸統一をするという部分は同じなので6周するのは結構きついです 君主はそれぞれ全く違う個性のキャラで無難なキャラもいますが、人によってはこいつだけは許せないというキャラもいるので、6周する気がない人は序盤のオープニングイベントを見て誰でプレイするか決めてもいいと思います 武将の数は100人以上と謳っていますが、このうち各国君主とその側近数名は他国の君主では仲間に出来ないので最終的に仲間に出来るのは40人程度です 1人クリアした時点でチャレンジモードが追加されます チャレンジモードは君主1人と好きな武将(どこの国の武将でも可)を選んで大陸統一を目指すものです メインモードの感想としては最後のイベントは最初は蛇足に感じました ○○は大陸統一を果たしました、おしまい。と言うのがイヤで付け加えたのかなと。 しかし、6周目が終わる頃にはやっぱりちゃんと意味のあるイベントだったのかなと思うようになりました -- 名無しさん (2020-10-11 11 23 33) 評価できる点 ・どこの敵の拠点から攻めていくか、どの武将をどこに配置するかなどを考えながら拠点を落として徐々に大陸を征服していくのが楽しいです ・6人の君主が全員性格や考え方も違うし各国のお国柄も違っているのも良かったです これは今イチと思った点 ・戦闘中ターン毎にHPを回復するスキルを持っているユニットが多いのですが、1人ずつ回復していくので毎ターン開始時にHP回復で待たされます ちなみに毒にかかってるユニットもこの順番待ちに入ります ・戦闘中敵を倒すと敵の装備を奪うことがあるのですが、○○を奪ったと表示されたときAボタンを押して文字送りしないといけない 自然にそのテキストが消えるのかと延々と待ってしまいました それほど珍しい装備でもないんだからとったことに気付かなくても問題ないだろうにと思いました -- 名無しさん (2020-10-11 11 23 53) ・ゲーム中の台詞でさらっと「バズウが~」とか「バレット族が~」などという単語が出てきますが、それらの単語はそれらの所属している国でプレイしないと説明されません 説明はされなくても他国プレイ時に当然のように台詞やナレーションなどに出てきます 当該国でプレイして説明を見るまでそれ以前の周回で見た台詞やイベント内容などが意味不明でした ・イベントの中にはランダム要素が多すぎて見るのが難しいものがある Aを自国にスカウトして戦場で敵国のBと対峙させるのような、Aをスカウト出来るかどうかも運なら、敵がBを戦場に出してくるかも運絡みというようなものがあったりします -- 名無しさん (2020-10-11 15 31 54) その他、評価点でも不満点でもない部分では割と突っ込みどころが多いというところでしょうか オープニングで「大陸統一を見届けると戦火の中に消失した」と言っていますが、 大陸を統一したなら戦火は収まるはずじゃないの?なんで統一”後”に戦火で消失するの? 統一されていた国が分裂したときの戦乱で消失というのならまだ分かるのですが・・・ それとオープニングで「大陸統一を果たしたとき全ての出来事を知ることになる」といっていますが 実は「6人の君主全員で(つまり6周)」と言う言葉が省かれていて1人の君主でクリアしても分かるのは5分の1程度です 6分の1ではないのはどの君主でプレイしても必ず出てくる大昔のエピソードがいくつかあるからです 以上 -- 名無しさん (2020-10-11 15 32 56) 名前 コメント
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ブリガンダイン ルーナジア戦記 【ぶりがんだいん るーなじあせんき】 ジャンル ファンタジーウォーシミュレーション 対応機種 Nintendo Switchプレイステーション4Windows(Steam) 発売元 株式会社ハピネット 発売日 【Switch】2020年6月25日【PS4】2020年12月10日【Steam】2022年5月11日 定価 【Switch/PS4】通常版7,200円Limited Edition11,800円【Steam】4,500円 レーティング CERO C(15歳以上対象) 判定 良作 ポイント ほぼ前作のシステムを引き継いだ新作 ブリガンダインシリーズ幻想大陸戦記 / グランドエディション / ルーナジア戦記 概要 ストーリー システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 『ブリガンダイン』の20年ぶりの新作。 舞台や登場キャラは完全新作だが、システム部分はほぼ前作を引き継いでいる。 ストーリー 古よりマナのシャワーが降り注ぐ大陸ルーナジア マナはルーンの神が人間たちに与えし神秘の力 その力を得た人間たちは能力を開花させていった。 剣と魔法の大いなる力 古のモンスターを召喚させ意のままに操る術 その力を持つ者を人々は“ルーンの騎士”と呼んだ。 そして、この大陸ではるか昔に発見され その力で魔獣から人間を守ったとされる五つのマナ・ストーンは ルーンの騎士の鎧や装身具に組み込まれ 特別の鎧 “ブリガンダイン”となり 人間と共に長き時を重ねていった。 その歴史の中で“ブリガンダイン”は 人間や国家の様々な思想を象徴する存在へと変わり それぞれが “正義” “高潔” “自由” “誇り” “自我” と呼ばれるようになったのである。 (公式サイトより引用) システム 基本的なシステムは『前作』を引き継いでいる。 編成フェイズと攻撃フェイズがあり、ルーンの騎士が統魔力の範囲で最大6匹のモンスターを率い隣接地へ攻め込み、戦闘は六角形のHEX形式で各勢力最大3人の騎士が出撃可能、といった根本的な部分は変わっていない。 戦闘開始時にはそれぞれのメイン騎士が台詞を喋り、特定の騎士同士が出会った際には特殊な会話が発生する点等も同じ。 変更点や新規システムは以下の通り。 攻撃フェイズの行動順が戦闘力準拠となった 前作では攻撃フェイズに入ってそれぞれの侵攻先を決めた後、実際の侵攻がどこから行われるかがランダムだったが、各拠点の戦力を基準に戦闘力という数値が設定されるようになり、この数値が高い拠点から行動するようになった。 幻想大陸戦記では騎士のレベル準拠だったので、多少の変更はあれど原点回帰したと言える。 クエストの変更 クエストの実行先が拠点毎に複数設定され、クラスやレベルによって適性が変化するようになった。 どの拠点でも「修練場」が存在し、このクエストを選ぶとクエストに派遣した騎士とモンスターが一定の経験値を入手できる。 クエスト失敗による行動不可はなくなった。 幻影クエスト 大陸統一後に発生するNPC戦を行えるクエスト。 敵の戦力は固定化されており、クリアする事で有用なアイテムが手に入る。 段階的に増え、徐々に難易度が上がっていく。 チャレンジモード クリア後に解禁される高得点を目指すのが目的の高難易度のモード。一人の君主と10人の騎士を好きに選んで開始する事が出来る。 選択可能なのは各モードで一度でも味方として使用した事のあるユニットなので、主にメイン各国でクリアする毎に選択肢は増える。 開始時点で拠点は1つのみ、敵味方全てレベル1でスタート、難易度はハード相当。 フェイズ開始時には各国にランダムで小イベントが発生し、アイテムの入手や全騎士のステータスアップ、騎士の士官等のイベントが発生するが、良いイベントばかりではなく騎士3人が行動不能になる暗殺イベントが発生する場合もある。 一定期間内に拠点数を一定以上にしないとその時点でゲームオーバーとなる。(例として初回は10節以内に4拠点。) 達成する毎にスコアが加算され、残りの期間が長いほどスコアが高くなる。 クリア時には敵の全騎士とモンスターがレベルアップ等の敵国の強化も行われる。 スコアが一定値に達する毎に強力なモンスターやアイテムが手に入る他、チャレンジモード限定の隠しユニットも解禁される。(次回以降のプレイで使用可能) 騎士の加入が多い一方、騎士の数は君主を含めて20が上限。上限を超えた場合、解雇しないとフェイズを進める事が出来ない。 国が滅んだ場合、君主も新たな雇用対象となり、運次第だが自国に来る場合もある。 モンスターの変更 ある程度は前作のモンスター種を引き継いでいるものの、ジン→エレメンタル、スコーピオン→ゴブリン等、似た能力の別種族になっている物もそれなりにいる。 フリーモードの追加(Steam版のみ) ゲーム開始時点の各勢力の勢力分布や配下の騎士を自由に設定してゲームを開始する事が出来る。 消費アイテムの引き継ぎ(Steam版のみ) 騎士やモンスターのステータスを強化したり、クラスチェンジを行うアイテムを引き継いでプレイを開始可能。(各アイテム毎に上限設定あり) 対戦モードの削除 完全に一人用のゲームになった。 評価点 戦闘バランスの調整 全体的に強すぎた点の弱体化や弱すぎたユニットの強化などが行われ、全くの役立たずと言えるようなユニットはいなくなった。 物理と魔法のバランス調整 前作は範囲攻撃可能な魔法がかなり強力でありボスユニットを相手にする場合を除けば魔法偏重なバランスになっていたが、全体的に物理攻撃が強化され魔法攻撃が弱体化された。 とはいえHEXシステムにより遠距離攻撃の優位性はしっかりとあり、魔法攻撃自体は本作でも十分強力。おおよそ両者のバランスがうまく調整された。 モンスターのバランス調整 前作で非常に強力だった高コストユニットを中心に弱体化された。 ドラゴンやワイバーン等は最高クラスにしても前作程の圧倒的な強さはなくなった。とはいえ本作でも高コスト相応の安定した強さはあり、主戦力にはなる。 上位が落ち着いた事や状態異常が強力になった事で中コストの状態異常無効ユニットのゴーレム等も評価が上がった。命中率の低さも囲い込み効果や新規魔法のグラビティ等で対応しやすくなった。 逆に使い道に乏しかった低コストを中心に強化が行われた。 移動後にブレスを吐けるのは良いが反撃出来ずMPが尽きれば何もできないジンは、エレメンタルになり通常攻撃が追加された。強み弱みは変わらないものの通常攻撃で倒してMPを温存したり、多少とはいえ反撃で削ってくれるようになりかなり使いやすくなった。 森での移動力の高さで隣接して低確率のマヒで運試しするくらいしかできなかったマンドレイクは移動力の補強が少しになる代わりに移動後には使えない射程2のマヒ攻撃を得て相手を待ち受けるユニットとして強力になった。クラスチェンジ後は近接限定の強力な石化攻撃も覚え、アイテムを使用して最高クラスになると通常攻撃もマヒから石化へと強化される。状態異常が効くかどうかで活躍度が大きく変わるものの、幻影クエストでは状態異常の効く強力なモンスター等も多いので、活躍の場は多い。 射程1で毒を付与する事しかできなかったスコーピオンは射程1の毒攻撃と移動後は使えない射程2のマヒ攻撃を持ったゴブリンになり、こちらもマンドレイク同様にいやらしさが増した。発売後のアップデートで最上級クラスが追加され、あまり回数は使えない物の移動後に射程3のマヒ攻撃が使えるようになった。 水辺向けユニットにもテコ入れが行われた。海辺以外でもそれなりの幅の川が流れているマップが増えた他、湿地でもステータス補正を受けられる為、陸地でも使い勝手が良くなった。 水辺向け高コストユニットのヒュドラはシーサーペントになり陸地での移動力も4と陸での使いづらさが解消され、水辺で強くなる青属性のドラゴンと言った性能になり主力モンスターの一つになった。代わりにドラゴンに新規に追加された青属性への進化が余り意味なくなってしまってはいるが…。 水辺では低コストとは思えない強さを発揮するがそれ以外に強みがなく、水辺も少なくほぼ使う意味のなかったマーマンは(無効化されていなければ)水辺で100%かかる魅了を使えるマーメイドになった。加えて補助魔法も使えるようになり、クラスチェンジすると攻撃魔法も覚える為、補助寄りのモンスターとしてインプ(前作ピクシー)とは別種の強みを得た。 大陸統一後のシナリオボスの難易度緩和 メインモードの大陸統一後は特殊なボスとの戦闘になるのはそのままだが期限がなくラスボス戦の戦闘バランスもかなり改善された。 ラスボス戦は強力なボスではあるが味方側のサポートもしっかりしており、大陸統一が出来るだけの戦力があればクリアは出来るくらいの難易度になっている。 前作ではラスボス戦以外に戦闘がない為、まともな育成が行えずそれが詰みにも繋がっていたのだが、修練場や幻影クエストで育成を行えるようになり、戦力不足だった際にも困らなくなった。 大陸統一後のコンテンツの補強 大陸統一後にやりこめるコンテンツが追加された 統一後に追加される「幻影クエスト」はクリアでレアなアイテムなどが手に入る事に加え、幻影クエスト2段階目の段階で敵がかなり強力になり、レベル30(最大)の騎士がレベル30のモンスターを6匹引き連れて3部隊で攻めて来る。 ラスボス戦よりよほど強力だが、やりごたえはある。しっかりと育成を行ったユニットの使い道がないという事もなくなった。 チャレンジモードはより早くより良い結果を出す事でスコアを伸ばしていける為、ハイスコアを狙うにはかなりのやりこみが必要となる。 戦闘難易度自体も急いで攻略を進める必要がある上で敵も条件達成毎にどんどん強くなる為、それなりに歯ごたえもある。 一度大陸を統一した時点で4か国の反乱が発生するのだが、その際にはレベル20の最上級モンスターも大量に引き連れてくる。幻影クエストと違い、少しずる戦力を削る事も可能だが、当然時間をかける程スコアが落ちるので、スコアを稼ぐのはきちんと準備しておく必要がある。(大陸統一が近い段階で警告が出るのに加え、まとまった場所が独立するので対応する拠点数は少ない等、きちんとバランスはとられている。) チャレンジモードとSteam版のフリーモードでは一度加入済みのユニットのみが使用可能となる為、色々な国でクリアする利点が増した。 その他戦闘面 復活召喚アイテムの追加 前作ではどれだけ頑張って育てたモンスターでも間違って死んでしまえばそれっきりだったが、復活召喚を行えるようになり、愛着を持って育てたモンスターの復活手段が出来た事は喜ばれている。 これによりモンスターは死んだらそれまでの使い捨てというシビアさがなくなった事を指摘する声もあるが、ひたすらクエストを周回するでもなければそうたくさん手に入るアイテムではないので通常プレイにおいてメインモード本編中ではそう気軽に使用できないようにはなっている。 戦闘力準拠の行動順 前作は行動順がランダムだったせいで最後の拠点を潰す際等に運が悪いと敵の方が先に攻めてきてこちら側で戦闘、こちらの侵攻はなかった事にという面倒な事態も発生しやすかったが、こちら側がしっかりと戦力を用意すればこういった事態は発生しなくなった。 逆に敵に侵攻されそうな拠点に騎士1人のみを配置し、こちらから侵攻する事で運が良ければ敵の侵攻をキャンセル出来るといった裏技的な行動も出来たが、これは不可能になった。 不便になった点もあるが、全体的に見れば遊びやすさが向上しており、陣取りゲームとしてはシステム的にもこの方が納得はいく。 クエストの修練場の追加 統魔力は高めだが低レベルの騎士や、初期クラスが使いづらいモンスターを安全に育成する場として便利であり、戦場に出すにはきついが育てたいユニットを育成する場が出来たのは非常に助かる。 余ったマナの使い道 モンスターを召還する際には低確率で「マナの奇跡」という能力を持つ個体が生まれる事があり、ステータスが底上げされた状態で召喚される。 マナは初期以外余りがちになるので、マナの奇跡持ちモンスターの召喚を期待して何度も召喚を繰り返すなど、余ったマナの使い道も出来た。 フリーモードの追加(Steam版のみ) 非常に厳しい状況からのスタート、(自勢力を含めるか否かも含め)複数の巨大勢力が存在する状況でのスタート、非常に多くの土地を持つが騎士が少ない国を用意し残りの国で土地の奪い合いをする等、自由なプレイが出来る。 シナリオ面 キャラ同士の戦場での掛け合いの多彩さ 特定のキャラ同士が戦場で出会うと特殊な会話が発生し、そのパターンが大量にあるのは本作でも引き継いでいる。 前作のオマージュ要素 国や騎士は前作のオマージュと言える要素が存在し、前作を知っていると楽しめる。 国の配置からして大陸の中央部に戦争の発端となった侵略国家、北部に機を見て侵略を開始した国、東端に正義を掲げる王族国家、南東に海賊が治める海洋国家(前作では南東に蛮族の治める国があった)等、前作を思い起こす配置になっている。 賛否両論点 騎士発見以外のクエストの簡略化 前作ではクエストに出した後、アイテム入手や事故に遭うような汎用イベントも発生していたのだが、これらは全てカット。アイテムやモンスター発見については結果のみが表示されるようになった。 シナリオカットは残念な声もあるが、初回以降は同じ内容を何度も見るのが煩わしいという声の方が強かった為、すっきりしてこれで良いという意見が多い。 騎士のクラスによるクエストの成否 クエストに派遣した騎士のクラスによって結果が左右されるようになった為、クエストに派遣する騎士も出来るだけレベル上げを行いクラスチェンジを行わないとあまりいい結果は帰ってこない。国を滅ぼした際等に途中加入した余った騎士を派遣しても中途半端な結果が返ってくる事が多い。 一方で育成した後で統魔力の関係で出番がなくなったり、クリア後に主要騎士以外出番がなくなった際に、育成が無駄にならないようになった為、数多くの騎士を育てる事にメリットも生まれるようになった。 問題点 追い詰められた国に対して一方的な戦闘になりやすい点はそのまま。 敵を倒す事で味方ユニットが強化されていく一方、負けが続き追い詰められた国は召喚したばかりの低レベルユニットを数合わせに引き連れ戦闘がドンドン一方的になっていく点は前作から変わらない。 上記の通り、大陸統一後については戦闘面の問題がある程度解決された一方、この点は根本的なシステムの都合上、変わらず残っている。 統魔力至上主義な点は変わらず 最終的に騎士個人の性能より統魔力の高さが部隊としての強さに直結する点は変わっていない。騎士が少ない初動で活躍する場はあれど、最終的には戦闘での出番はなくなってしまう。 上記の通り、クエスト派遣で活躍出来る為、育成が無駄にはならなくなった事に加え、期限がなくなる大陸統一後等に延々とクエストを繰り返して統魔力増加アイテムを集める事も可能になり、お気に入りの騎士の強化と活躍の場を用意するのが可能にはなった。 このシステムに反する隠しユニットも存在するが、そのキャラの場合、それを前提として非常に強力な独自スキルを持っている為、一般の騎士とは比較にはならない。 メインシナリオは前作以上に簡略化 元々前作時点でシナリオについては全体的に薄目だったが、本作ではメイン進行に合わせて世界観やラスボス関連の話も流れる為、更に薄くなった。サブキャラのイベントは国毎に存在する雇用イベントを除いてなくなり、国を滅ぼした際に滅ぼされた国の重鎮たちによる会話も削除され、何となく噂として広まった国王のその後が語られる程度になっている。 一部クラス(モンスター)のリストラ 隠しクラスだったシャドウは削除された。主な特徴だった2回行動についてはやりこみの末に手に入る装備品に付いているが、統魔力が0になるという非常にきつい制限も課されており、前作シャドウのような騎士がモンスターを連れて2回行動する事は出来なくなった。 とはいえ、元が強力すぎるクラスだった為、バランス調整の上では仕方ない調整とも言える。 モンスターでは特に名前が挙がりやすいのがドラゴンの飛行進化先のリストラ。ドラゴンは属性別のドラゴンへの進化後、レアアイテムを使用して最上位のエンシェントドラゴンに進化する形のみになった。 飛行する竜種のワイバーン系との差別化も一因と思われるが、前作で愛用していたプレイヤーからは残念な声が聞かれる。 チャレンジモードが最終的に運ゲーになってしまう 騎士の加入やクエストの入手アイテム等、ランダム要素も多く、突き詰めてハイスコアを目指してプレイするとどうしてもリセットを繰り返しながらランダム要素で理想の結果を引くのを待つプレイになってしまう。 対戦モードの削除 前作から唯一と言っていい削除された要素。 とはいえ元々、1戦1戦に時間がかかり複数人数でのプレイが難しいゲームであり、上記の通り一発逆転が厳しいゲーム性という事もあり、あまり対戦自体は行われていなかった。その為、それほど問題視されてはいない。 バグ トロフィーの獲得やユニット復活時の処理等にバグがあったが、現在は修正されている。 総評 往年の名作ブリガンダインの非常に手堅い作りの新作。 大きく目を見張るような新作感はないものの、元々人気のあったブリガンダインの戦闘面を中心にバランス調整を行い順当に進化させた一作。 一方でシナリオ面は前作よりもさらに薄くなっている為、そちらの補強を望んだ人からは残念な新作と言う声も聞かれる。 良くも悪くも「令和版ブリガンダイン」と言えるゲームだろう。
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登録日:2022/05/17(火) 21 47 15 更新日:2024/03/18 Mon 17 41 08NEW! 所要時間:約 24 分で読めます ▽タグ一覧 PS イースリースタッフ ゲーム ゲームアーカイブス シミュレーション ハーティロビン ブリガンダイン 銀河英雄伝説 隠れた良作 遥か彼方 我々とは違う宇宙を仰ぎ見る世界フォルセナ まだ人が神話の時代の後、伝説の時代に暮らすこの世界で 戦士たちはただ名誉と愛のために己の命を燃やす 概要 ブリガンダインとはハピネットのブランド・イースリースタッフが開発した戦略シミュレーションロールプレイングゲーム。 剣と魔法のファンタジー世界でユニットを配置し、拠点を奪い合う国取りゲームで、 ファイアーエムブレムのキャラクターがマスターオブモンスターズのようなシステムで信長の野望をすると言えばだいたいあってる。 1998年にプレイステーションで「ブリガンダイン~幻想大陸戦記~」が発売。 2000年に新規キャラクター・ユニット・ボイスやイベントスチルやアニメーションの追加、音楽の一新、統一後の最終ボスなど 大幅な追加変更要素を加えたリメイク・完全版「ブリガンダイン グランドエディション(GE)」がこちらもプレイステーションで発売された。 メジャー級のヒットとはいかなかったものの作品の内容は高く評価されコアなファンがつき、 長らく入手困難なレアゲー・プレミアゲーとして知られていたが、2008年にGE版がゲームアーカイブスで配信されたことで 名前は知っていても入手できなかったプレイヤーにも触れられる機会が増え、新たなファンを獲得した。 旧イースリースタッフの社員だった五十嵐一開氏も本作の根強いファンで、彼の働きかけにより新作の制作がスタート。 そして2020年、PS4およびswitchで実に20年ぶりの新作「ブリガンダイン ルーナジア戦記」が発売されるに至った。 本項では初代の完全版にあたる「グランドエディション」版の内容を主に扱う。 ゲーム内容紹介 あらすじ ルーンの神々によって創造されたとされる魔法の大地フォルセナ。 そこには神々が残したルーン文字をその身に宿し、大陸に満ちるマナの力を使うことができる者達がいた。 「ルーンの騎士」と呼ばれる彼らは古のモンスターを使役し、争いを繰り返してきた。 聖王歴214年、フォルセナには6つの国があり、大陸中央の強国・アルメキア王国は 北のノルガルド王国との長きに渡る戦争に勝利し、6国の盟主として君臨していくものと思われたが、 翌年、アルメキアの将軍ゼメキスのクーデターにより一夜にしてアルメキアは滅び、エストレガレス帝国の建国が宣言される。 ここに6国の平穏は崩れ、大陸全てを巻き込む未曾有の大戦が巻き起ころうとしていた。 ルーンの騎士 本作の主役となる人物たち。作中では単に騎士とも呼ばれる。 マナの加護により通常の人間を遥かに上回る身体能力や魔法に加え、モンスターを使役することができる力を持つ。 ルーンの騎士の力に普通の人間では太刀打ちできないため、必然的に国同士の戦争も騎士同士の戦いとなる。 ゲーム的には騎士が「リーダー」、モンスターが「兵」という扱いになる。 各々がSTR、AGIといった基礎的能力と成長率を持ち、ここに後述のクラス補正が乗る。 最大の特徴として、本作の騎士のモンスターを使役する能力が「統魔力」と「統魔範囲」として数値化されているのが挙げられる。 統魔力はモンスターの編成コストの最大値で、モンスターのコストの合計が騎士の持つ統魔力を越えてはならない。(*1) つまり統魔力が高いほどより強く・より多いモンスターを使役できる。 本作はダメージを一定以下に軽減しにくいためどんなに強い騎士でも袋叩きにされれば危機に陥るし、 騎士の戦闘力はモンスターより高くなりやすいとはいえ、上級モンスターは騎士とも互角以上に戦えるものもいる。 このため使役できるモンスターの数と質を決める統魔力の値は騎士本人の戦闘力よりも重要視されやすい。 統魔力の初期値と成長率は各騎士によって決まっているため、基本的に最終的な統魔力が高くなりやすい騎士ほど将来有望となる。 初期能力が高いベテランがお膳立てして成長株の若手を育てるのが定石なのはファイアーエムブレムと同様。 統魔範囲とは騎士が指揮下のモンスターに十分な能力を発揮させられる範囲。モンスターは自部隊のリーダーの統魔範囲内なら十全に能力を発揮できるが、統魔範囲の外に出ると全ステータスが3割も減少しまう。 本作の基本的なダメージ計算は(攻撃力-防御力)の値に補正をかける形なので実際の影響は3割では済まない。 統魔力が多くても統魔範囲が狭い騎士だと騎士が危険に晒されやすく、挟撃なども仕掛けにくいなど戦術に制限がかかりやすくなるため、統魔範囲は地味ながら重要なステータスである。 ユニットのクラス ルーンの騎士はそれぞれユニットの特性を決めるクラス(職種)を持ち、自身の能力にクラスの補正を重ねた値が騎士の基本能力値となる。 クラスは各系統ごとに下級・上級・最上級の3段階あり、下位のクラスをマスターしなければ上位のクラスにはなれない。 レベルアップ時の統魔力以外の成長値はクラスごとに定められており、基本的に上位のクラスのほうが成長幅が大きい。 下級クラスになるには最低限のステータスが必要なので極端にINT(知性)が低いキャラが魔法使いになるといったことはできず、 中途半端に別系統の下位クラスをかじっても能力的にも中途半端になりやすいため、基本的には戦士or魔法使いの長所を伸ばす育成が推奨される。 また、クラスごとに能力値とは別にクラススキル(例:命中率+5%、行動後再移動)と習得魔法が存在しており、 同クラスで5回レベルアップするとクラスをマスターし、上位クラスへの道が開かれるほか、 他クラスへ変更してもクラススキルとそのクラスで習得した魔法が残ったままになる。 そのため、様々なクラスを経験することで最終的に強力な騎士になることができるが、その分弱い下位クラスでの下積みの苦労が多くなる。 なお、最大レベルは30で最上級クラスをマスターしつつ他の最上級クラスになるには最低25回のレベルアップが必要で、可能な騎士はごくわずかである。 各国の君主など一部の主要キャラは固有のクラスで固定となっており、拡張性に劣る分通常のクラスより能力が高めに設定されている。 騎士のキャラクター性 作中に登場するルーンの騎士たちはそれぞれに固有の名前と設定・CVを持ち、どいつもこいつもキャラが濃い。 総登場キャラクターは100人超え、声優だけでも47人も参加しているため、銀河声優伝説状態である。 メインとサブのキャラクターデザインの画風が違いすぎて同じ作品のキャラとは思えないほど雰囲気が違い、 露骨に技量の低い声優が混じっていたりもするが、それすらも個性として見られるような クセの強いキャラクターたちの織り成す群像劇もブリガンダインの魅力の1つである。 モンスター 本作のもう一つの主役。単独での運用は行えず、必ずルーンの騎士の配下に付ける必要がある。 雑兵兼使い捨て壁役のグール、戦場の花形のドラゴン、支援型のフェアリー・ユニコーンなど多種多様なモンスターが存在する。 モンスターは各拠点でマナを消費して召喚(生産)を行うことで入手する。召喚したモンスターはランダムな名前が付けられ(変更可)、同じクラスの別ユニットと区別できるようになっている。 召喚できるモンスターは召喚を行う拠点に依存するため、欲しいモンスターを召喚できる拠点の確保が戦略目標になることもありうる。 騎士との大きな違いとして戦闘で倒されたモンスターは騎士と異なり基本的に復活出来ず、死亡・消滅する。 そのためよっぽど高レベル高コストでもない限り、モンスターは騎士たちの壁となり倒れて行く(特に低コスト前衛)運命にあるのだが、 雑兵で投入したモンスターがなんだかんだ生き残って成長したりすると妙な愛着が湧き、使い捨て辛くなるなんて事も多い。 モンスターのクラス モンスターにもクラスが存在し、一定レベルになると上位クラスへのクラスアップが可能になる。 クラスアップすると基礎的な能力がアップし、多くが新たなスキルを取得する。 これもモンスターごとの個性が大きく、クラスアップで大幅に強化されるもの、特性が全く別のものになるなど多様なクラスアップが用意されている。 但しクラスチェンジすると上記のメリットの代わりに編成コストも増加するというデメリットがある。 複数のクラスチェンジ先を持つモンスターもいるが、騎士と異なり途中で別のクラスに変更することはできず上位方向への一方通行となる。 上位モンスターは非常に強力で最初は弱くてもクラスアップすると化けるタイプのモンスターも多いなど メリットがデメリットを上回ることが多いため基本的にはクラスアップしていくことが推奨されるが、 モンスターばかり育って騎士が育っていないと増えたコストを支えられなくなり頭数が減ってしまうため、 モンスターを育成するだけでなく騎士の育成も並行して進める必要がある。 ゲームシステム 本作は戦略級シミュレーションではあるが戦闘・戦術に重きが置かれており、 内政要素は各拠点から毎ターン生産される「マナ」をモンスターユニットの生産と維持に使用するのみと簡素。 ただしマナがどれだけ豊富でもいきなり高位のユニットを生産できるようになるわけではないためマナが多くてもあまり意味はない。 序盤のやりくりには困ることもあるが、中盤以降にマナに気を配る必要はまずない。 ターンの流れ 編成フェイズ 騎士の行動を決めるフェイズ。 所有する拠点に騎士を配置するか、クエスト(武者修行)に出すことで戦力向上を図るかを決定する。 クエストに出した騎士は戦闘に出すことはできず一時的に戦力が低下するので基本的には二軍以下の騎士たちが行くことになる。 騎士を増やす数少ない手段であり、アイテムを入手し味方を強化できることもあるため適度なクエスト派遣は重要。 モンスターの召喚(生産)と編成もこのフェイズで行う。召喚できるモンスターは召喚を行う拠点に依存するため、 欲しいモンスターを召喚できる拠点の確保が戦略目標になることもありうる。 また、召喚したモンスターを別拠点に輸送するには騎士の部隊に編成して騎士ごと移動する必要があるので、 現地調達を除いて戦力の補充には騎士の手を借りる必要がある。 攻撃フェイズ 敵拠点に戦闘を仕掛けるフェイズ。 敵拠点が隣接している拠点にいる騎士を敵拠点に向かわせることができる。 ただし、侵攻に参加できるのは戦略フェイズで配置移動しておらず、クエストに参加していない騎士のみ。 何人送っても1回の戦闘に同時に参加できる騎士は3人までだが、敵の編成に合わせて変更する、 欠員補充の輸送要員、次のターンに複数同時侵攻を仕掛けるなどの理由があれば3人以上で行くこともある。 戦闘は1拠点ごとに1ターンにつき1戦のみで、同時に侵攻が起こった場合はランダムで選ばれた1国以外の侵攻はキャンセルされる。 戦闘 概要 侵攻フェイズで敵拠点に移動した拠点に敵の騎士がいる場合、拠点にいる騎士との戦闘になる。 ヘクス(六角形)の敷き詰められた平面フィールド上に配置されたユニットを動かして戦うシミュレーション形式で、本作のメインパート。 このゲームでは騎士とその部下となるモンスターがまとめて1つの部隊となり、最大3部隊対3部隊で戦うことになる。 騎士のレベルの高い順に各部隊が行動し、敵味方全部隊が行動し終えるまでが1ターンとなる。 戦闘の勝敗は戦場に最後に残った騎士の陣営、あるいは13ターン終了時に攻撃側がマップ上に一か所ある 拠点の上に自軍ユニットを配置している場合は攻撃側が、そうでない場合は防衛側の勝利となる。 部隊行動と基本戦術 行動は部隊単位で隊員全員が連続で動くので小人数すぎると後退や集中攻撃といった行動が難しくなる。 またすべてのユニットはゾーン・オブ・コントロール(ZOC)を持ち、敵の隣接マスに侵入するとそれ以上は移動できなくなる。 このため味方後衛に近づけないよう前衛が壁を作ることが基本になる。 どんな雑魚でも足止めができるが、逆に言えば2体以上の頭数がいないと壁が作れず脆い後衛が攻撃されがち。 また、敵ユニットの周囲のマス全てを味方のZOCで囲った状態にすると敵の回避率が低下する(包囲効果)ため袋叩きにするのは戦略的にも理にかなっている。 これらの要素のため特に序盤はコストの高いモンスター1体よりも複数の安いモンスターのほうが役に立つ場合も多い。 終盤になるとじっくり育てたユニットのパワーが雑兵を圧倒していくようになるが、それでも基本は「数は力」であり、単騎無双とまでは行かない。 加えて鈍重なユニットなので素早いユニットになかなか攻撃を当てられない、 能力で負けているが属性の相性が良いため互角の勝負になる、 足場が悪い戦場では位置取りが楽な飛行ユニットや遠距離攻撃ユニットが有利になるなど 騎士とモンスターには属性とステータスの特性、戦場の条件で自然と相性が生まれるようになっており、状況に合わせて戦術・戦略を変えていくことが必要になる。 ユニットの離脱と生存の重要性 騎士はHPが0になるか自分のターンに撤退を選ぶことで自身の指揮する部隊ごと戦場から離脱する。 HPが0になった場合負傷でしばらく行動不能になるうえ、使役しているモンスターが一定確率で逃げ遅れてしまう。 戦闘の勝者は逃げ遅れたモンスターを自分のものにできるので、万が一主力モンスターが奪われると大変なことになる。 自主的に撤退した場合は逃げ遅れることはないが、部隊単位で撤退するので器用に瀕死になったユニットだけ逃がすことはできない。 加えて敵地で撤退する場合近くの味方拠点に逃げ込むため、進軍の足並みが乱れてしまうデメリットが生じる。 また、国の指導者である君主ユニットが負傷離脱した場合残りの全騎士も強制的に撤退しその戦闘は即座に敗北となる。 君主ユニットは総じて強力だが一発逆転を許す弱点でもあるのだ。 モンスターのHPが0になった場合、死亡し消滅する。蘇生アイテムもあるがレアなので基本的には死亡=ロストである。 モンスターの成長は騎士より速いとはいえ手間も時間もかかるため、主力モンスターのロストは陣営全体の大きな痛手となる。 時には使い捨てにしなくてはならない場面もあるが、成長が期待される主力モンスターをいかに生かして勝つかが戦略上重要となる。 逆に言えば、一時の敗北を受け入れてでも味方の主力を守りつつ敵の主力を削り兵の質で上回ることが長期的には勝利につながる。 陣営紹介 西アルメキア 王都を落ち延びたアルメキアの王子ランスが過去にアルメキアから独立した 西方のパドストー公国の全面支援を得て新たに立ち上げられた国。 カーレオンとは同盟関係にあり、カーレオンから攻められることはなく、カーレオンと自国のみが残ってもクリアとなる。 ただしこちらから攻め込めば同盟解消となり、他の敵国と同様の扱いになる。 旧アルメキア軍のベテランの多くがゼメキスについたこともあり、こちらは若い騎士が多い。 初期能力の高いユニットを駆使して成長率の高い若手の育成が進めることが重要になる。 敵としては成長すると厄介なのであまり長々と生かしておきたくない国。 ランス(CV:保志総一朗) ゼメキスのクーデターにより国と父を失った若き王子。理想と現実の狭間で成長していく。 初期レベル1なため初期では最弱の君主だが、成長率が高く育てば最強の君主になる大器晩成型。 帝国を滅ぼして王都を奪還するとクラスチェンジし、さらに能力と成長率が上がる。 レベル1のままクラスチェンジしてそこから育てるととてつもなく強くなるがそこまでしなくても十分すぎるほど強い。 ゲライント(CV:仲野裕) 「百戦のゲライント」の異名を持つ歴戦の剣豪で、若きランスを支える腹心。 最初からなかなか強いオッサンなのでいわゆるジェイガン枠かと思いきや、最初から最後まで主力として使っていける。 コールと二人でいかに若者を盛り立てていけるかがアルメキアの課題。 コール(CV:江角英明) パドストー公爵。かつての主君アルメキアの危機に自らの領地を返還しその下につくという剛毅な選択をした老人。 老人だから弱いだろうと思いきや西アルメキア初期では1・2を争う強キャラで、老人なのに成長率もそこそこある。 広範囲攻撃のホーリーワードでの削りと必中&経験値1.5倍バフを与えるハーロウで後進の指導に適任な育成の要。 すなわち育成が課題となる西アルメキアの趨勢の鍵を握る重要ユニットである。 メレアガント(CV:藤原啓治) コールの息子。本来彼に継承されるはずの領地をあっさりと譲られてしまったある意味かわいそうな人。 しぶしぶながらランスの下につくが、隙あらばその地位を奪うと宣言している。 最終的にはランスを認めるようになるが、表向きは反抗的な態度を貫くベジータ系ツンデレ。 西アルメキア唯一の初期から最上級クラスのユニット。反面成長性がかなり低いアルメキアの真ジェイガン枠。 ノルガルド 北方に位置する大国。旧アルメキアとは覇を競い合う長年の宿敵。 本編開始の1年前に先王ドレミディッツがゼメキスによって討ち取られてしまい、 ドレミディッツには女子しかおらず、男子しか王位を継げないことから遠縁のヴェイナードが即位した。 ゼメキスのクーデターを期に改めて大陸全土統一の意志を表明し覇道に乗り出す。 強力な君主と平均的に質の高い騎士が揃った強陣営。敵としても序盤から出てくるヴェイナードを始めとした強敵揃いで非常に厄介。 プレイヤーの場合エストレガレスに次ぐ隣接拠点の多さもありキッチリ戦略を立てないと泥仕合になりやすい中級者向け。 回復ユニットに乏しく消耗戦はやや不得手という弱点があるのでユニコーンかエンジェルを召喚できる拠点を早めに取ってそこを補いたい。 ヴェイナード(CV:真殿光昭) 「白狼」と呼ばれる北の雄。文武に優れた傑物で、彼を慕ってノルガルドに仕える者も多い。 実力主義者で他国に嫁いだ姉に執着するなど露骨に銀英伝のラインハルトへのオマージュがうかがえるキャラ。 高い白兵戦能力と範囲攻撃魔法を兼ね備えた強力なユニット。 初期能力が高いうえ成長率も高く、初期から範囲攻撃持ちで序盤から終盤までずっと強い欠点らしい欠点のない最優の君主。 ブランガーネ(CV:根谷美智子) 先王ドレミディッツの一人娘。男子でなかったという理由で王位を継げなかったことに不満を抱き、 今なおヴェイナードに対して敵愾心を剥き出しにしており、気が強い性格もあってキツい印象を受ける。 言うだけのことはあり初期能力・成長性ともに優秀な不動の主力。 女だてらにやたらSTRが高く、イベントでもSTRが上がるためためゴリラ呼ばわりされることも。 グイングライン(CV:大川透) ヴェイナードの親友にして軍師、銀の騎士、白狼の右腕の名で知られる冷静沈着な男。 知将らしく前衛職でありながらINTが高く、魔法を覚えさせれば物理・魔法両方をこなす万能戦士になる。 初期で回復魔法を覚えているため物理一本でも優秀で、ノルガルドプレイでは間違いなく主力の一員として酷使することになる。 ノイエ(CV:白鳥由里) 天使の歌声を持つ少女。周囲には隠しているがその身を病魔が蝕んでおり、 密かに慕うヴェイナードのため残りの命を燃やし尽くす覚悟で戦場に立つ。 HPは非常に低いがとんでもない統魔力成長率を誇り最終的には非主要キャラでは最強クラスの騎士になるストロング病人。 なお、ゲームのプレイ期間中(最短3年最長6年)はどうやったって死なない。死ぬ死ぬ詐欺である。 レオニア 東に位置する神託で王が選ばれる宗教国家。 僧侶でもある騎士たちと周囲を囲む険しい山による鉄壁の守りを誇る。 敵国と接する地域が少なく、いずれも強固な防衛拠点であるため背面の守りを固めて状況を整理しやすく、 隣接拠点が多いエストレガレスやイスカリオなどは自国の守りを捨て、 レオニアを乗っ取ってから落ち着いてスタートするという戦略もあるぐらい守りやすい。 騎士が僧侶系に偏っており攻めが苦手だが、最強の素質を持つ騎士キルーフを有し彼が勝利へのカギとなる。 敵とした場合序盤に泥仕合に持ち込まれるとキツいが、回復がこちらの攻撃に追いつかなくなってくると与しやすい相手。 プレイヤーの場合、基本的にリオネッセとキルーフのラブコメがメインとなる異端のシナリオとなる。 リオネッセ(CV:白鳥由里) ただの村娘だったが、前女王の予言に選ばれ女王となった少女。 健気で優しい心を持ち周囲の神官たちの助けを得ながら必死に女王の責務を果たそうとする。 一般の騎士と比べれば十分強力なのだが、他の君主と比べてしまうと初期能力・成長性ともにどうにもパッとしない最弱の君主。 その分相方のキルーフが抜群に強いので彼女を守れる強さを身に着けさせよう。 キルーフ(CV:遠近孝一) リオネッセの幼馴染。少々粗野ではあるが彼女とは相思相愛であり、突然女王にされた彼女の力になろうとする。 レベル3スタートかつそこそこの初期能力を持つうえ抜群の統魔力成長率を持ち、 クラスチェンジを繰り返して能力を伸ばせば文句なしの大陸最強騎士となる素質を持つ男。 マルチプレイモード(*2)では政略結婚でヴェイナードがリオネッセを妻にしてしまったため、寝取られ復讐マンと化す。 パテルヌス(CV:小村哲生) 若き女王リオネッセに代わって政務を取り仕切りながら、自らも前線で戦うレオニアの屋台骨。 レオニア唯一の初期最上級クラスであり、魔法はもちろん殴りもそこそこ強いスーパーハゲ。 レオニアの命運は彼の奮闘にかかっているといっても過言ではない。 ランゲボルグ(CV:岸祐二) 自称レオニアの頭脳。自身の頭脳に根拠のない自信を抱いており、 ノルガルドの出身だがヴェイナードにコケにされたことでレオニアに鞍替えした。 レオニアでも意味不明な献策を繰り返してキッパリ拒絶できないリオネッセを困らせている。 ブリガンダイン随一のネタキャラ枠で、実際めっちゃ弱いため「ランゲボルグさん」と愛(ネタに)されている。 エストレガレス帝国 アルメキア王国の将軍ゼメキスのクーデターによって興った国。 ゼメキスと旧アルメキアの猛将「帝国四鬼将」を中心として強力な騎士を揃え覇道を突き進む。 初期戦力は優秀だが、全方向を敵に囲まれている立地で防衛困難のうえ新しい騎士の加入が少なく、 さらに占領地域が増えると一部騎士は離脱してしまうのでさらに騎士不足が加速する。 加えて成長株が少ないため必然と一部の騎士に頼り切りになりがちでクリア難度は全勢力でも頭一つ抜けて高い。 敵としては序盤の強敵だが、滅ぼすと優秀な騎士が加入できるようになるので中盤には優先的に潰したい国。 ゼメキス(CV:大塚明夫) アルメキアの将軍だったが、クーデターを起こし主君の首を取って国を乗っ取った男。 ひたすらに戦場に生き戦場に死すことを望み修羅の道を行く生粋の武人。 高い初期能力と4マス遠距離攻撃を兼ね備えた最高のタイマン性能を持った君主。 初期から終盤まで通用するほどの強さを持っているので必然的に主力となるが、 単体攻撃しかできないため多数相手の殲滅力に欠け、レベルアップの残数も少ない。他の味方を育てることを忘れないように。 エスメレー(CV:天野由梨) ゼメキスの妻であり、ヴェイナードの姉。 ノルガルドから事実上の人質としてゼメキスに嫁いだ経緯を持つ。 いつも物憂げな表情を浮かべ、静かに佇む美女。 エストレガレスでは数少ない初期から有力かつ成長性のある強力な騎士。 帝国プレイではゼメキスと彼女を主力としつつミラ・ミレ姉妹を育て上げられるかが勝負どころ。 カドール(CV:菅原正志) 帝国四鬼将筆頭。「デスナイト」の名で知られ、黒い全身鎧と骨のような兜を身に着けた不気味な男。 固有クラス持ちかつ初期レベルが全キャラ最大の29で能力が高く、ゼメキス共々序盤では非常に厄介な強敵。 帝国プレイの場合は成長性がなく途中離脱してしまうためあまり頼りたくはないが、人手不足のため頼らざるを得ない。 ミラ(CV:小林由美子)・ミレ(CV:鈴木裕美子) 没落した名家に生まれた双子の少女。姉ミラが槍使いで妹ミレが魔法使い。 双子は不吉とされそれぞれ別の家へと養子に出されたがその間に家が没落。家名の再興のため帝国へ腕を売り込む。 帝国プレイでは数少ない成長株として鍛え上げることになる帝国のホープ。 帝国以外でも帝国を滅ぼせば別の国へ士官するのでほぼ毎プレイ見ることになる。欠点は妹(の中の人)の棒読み。 ソレイユ(CV:檜山修之) 「ビーストルーラー」の異名を持つ帝国四鬼将のひとり。母親を人質に取られ望まぬ戦いを強いられている。 全ユニット屈指の非常に高い統魔力を持つ強力な騎士だが、よほど対策を練らない限り途中離脱して敵に回ってしまう。 よって育てすぎると地獄を見るが、帝国は人材不足なのである程度は使わざるを得ない複雑なユニット。 帝国以外の場合は最初に帝国の拠点を落とした勢力のみが仲間にできるので初手で帝国の領地に攻め込むのは鉄板の定石。 エスクラドス(CV:小村哲生) 帝国四鬼将のひとりで、剣聖の異名を持つ元アルメキア王国剣術師範。 元々は人格者だったらしいが現在は人を斬ることで強さを示す修羅と化している。西アルメキアの剣豪ゲライントは彼の弟子。弟子の方が遥かに強くなるけど 大陸唯一の初期ソードマスターで初期レベルが高く、スキル面のしぶとさもあって序盤は相当強いが レベルアップの回数が少ない上に統魔力も微妙止まりで伸びしろがあまりないという典型的ジェイガンタイプの性能。 帝国プレイなら少なくとも序盤~中盤は使えるし、何より離脱しないので最後までお世話になることも多い。 シュレッド(CV:石井康嗣) 帝国四鬼将のひとりに数えられているが、ゼメキスのクーデターに反対したため幽閉されていた男。 ソレイユの離脱に際し、エスメレーの手で開放されエストレガレスの戦列に加わる。 確かに本人は強い。レベル20スタートでSTR・AGIともに高い。 だが統魔力が全騎士でもワーストクラスのため、統魔力が正義の本作では底辺扱い。 魔法による搦め手も使えず殴り一本しかないため、「多少本人が強くても兵が弱けりゃ意味がない」を体現してしまっている。 書き下ろしストーリーでその人物像が深掘りされるなどキャラクターはとても魅力的。ネタ抜きで。 シラハ(CV:松本保典) ニンジャ。出る作品間違えてるんじゃないかと思うぐらいニンジャの見た目をしている。 元はアルメキアがゼメキス暗殺のために雇った暗殺部隊の一人だったが返り討ちに遭い、シラハも帝国に仕えることとなった。 シラハ自身の性能はそこそこ止まりなのだがクラスチェンジすると二回行動+移動後遠距離攻撃を持つ本作最強のクラス「シャドウマスター」になれるというのがあまりにも強いので帝国では使える部類。 更に他国でも彼か後述のカザンが加入するとシャドウマスターへの道が開かれるため、帝国滅亡後は取り合いになる。 帝国が早く滅ぼされる理由の大半はこのニンジャ2人を放出させたいからと言っても間違いではない。 イスカリオ 狂王ドリスト率いる国。 「やりたいようにやる」をモットーとするドリストの下、変人たちが集まっている様はまるでサーカスのようである。 やりたい放題のドリストに民とアルスターは将来に不安を感じているが本人は気に留めようとしない。 キャラも濃いがステータスも偏っている曲者揃い。ノルガルド同様やや回復役が少ない。 初期領土の位置的に序盤から激戦区になりやすいため、開幕でコケるとどうにもならなくなりがちな中上級者向け。 ドリスト(CV:石井康嗣) 狂王の名で呼ばれる男。俺様主義で横暴な態度が目立つが、実力は確かなので誰も文句がつけられない。 君主ユニットとしては白兵能力が高めで、命中・回避に優れる。範囲魔法を持たないのが難点。 レベル30になるとクラスチェンジし、君主ユニットで唯一最凶の攻撃魔法メテオドゥームを覚えられる。 ただし普通に育てると唱えるためのMPが足りないので、成長厳選やアイテムでの補強が必要。 イリア(CV:小島幸子) ドリストに影のように付き従う槍使いの女。 数年前にドリストがどこからか拾ってきたこと以外の経歴は不明で、 ドリストの敵の排除と彼の命令には絶対服従の姿勢を見せる以外の意思を見せようとしないことから「キラードール」の異名を持つ。 固有クラスで初期レベルが高く即戦力になるが伸び代もそこそこ止まり。一応ヒロイン枠のはずなのに… ギャロ(CV:真殿光昭) 顔にペイントを施した大道芸人風の男。語尾に「やんす」がつくなどノリは軽く、 ただの腰巾着のように見えるがその実イスカリオでも上位クラスの実力者という食わせ者。 イスカリオにいるのも「ドリストと一緒なら一生退屈しなそうだから」というもので、イスカリオのノリを端的に表す人物のひとり。 やたら高いAGIを持ち、攻撃を避けまくるうえSTRも十分に高い。半面INTは低いので魔法系はまず無理と極端。 アルスター(CV:岸祐二) 通称「イスカリオの虐げられる良識」。まっとうな常識人であり、変人ばかりのイスカリオでは逆に異端な個性となっている。 真面目に政務をしないドリストに代わって政務を取り仕切るなど苦労を背負いまくっており、 国民の政情不安を払拭すべく自宅まで売って式典を打とうとするほど国を愛しているが、そのせいで妻には逃げられた悲しい男。 キャラ的には周囲からは軽く扱われているが、戦力的にはイスカリオに不足している支援・回復職ということで主力中の主力。 カーレオン 静かなる賢王カイが治める、魔法王国とも呼ばれる小国。 西アルメキアとは同盟関係にあり、西アルメキアから攻められることはなく、西アルメキアと自国のみが残ってもクリアとなる。 西アルメキアの場合と同様こちらから攻め込めば同盟解消となる。 大陸の端にあり、3方のうち1つは西アルメキアのため防衛が非常に楽。 初期騎士数こそ少ないが主力は粒ぞろいで、ターンが進めばさらに有望な騎士が増えていくため最もクリアが楽な初心者向けの国と言える。 前衛職の騎士が少ないので、前衛要員の確保が急務。 カイ(CV:伊藤健太郎) カーレオン王。普段はとてもそうとは思えない優男だが、有事となれば優れた手腕を見せる切れ者。 ヴェイナードがラインハルトなら、こちらはヤンのオマージュキャラ。 全ユニットで唯一初期から赤青緑の3属性の魔法を使いこなし、大半の相手の弱点を突いて戦える。 ただし魔法ユニットゆえに君主ながらやや耐久力に欠けるので、前に出しすぎての事故に注意。 メリオット(CV:三橋加奈子) カイの妹。少々お転婆なところもあるが、快活で明るい少女。兄の事を慕っている。 極めて優れた統魔力成長を持つ大陸最強クラスの成長株で、 低レベル加入かつ汎用クラスであるため様々な方向に能力を伸ばせるのも強み。 基本的には優れた統魔力を生かし、エンチャントレス系で魔法を習得しつつ 最終的には前衛を強力なモンスターに任せ後方支援に徹するアーチャー系にするのが鉄板。 ディナダン(CV:家中宏) 大陸で唯一「ナイトマスター」の称号を持つ男。漂々としているがその剣腕は大陸一の呼び声も高い。 堅苦しい政治の場は嫌いで国仕えを拒んでいたが、カイの器を見込んでカーレオンの食客となっている。 貴重な固有クラスの騎士で確率で物理ダメージ半減と確率で物理遠距離攻撃無効化の防御スキルを併せ持ち、圧倒的な白兵戦能力を持つユニット。 統魔力もそれなりにあり、魔法にさえ気をつければそうそう倒されない極めて強力な騎士。 本作の後半は魔法が強く、汎用クラスにチートクラスが存在するため最強の騎士なのかと言えば答えはNOであるが、 序盤からカドールと正面切って殴り合えるぐらいにはべらぼうに強いので、前衛不足のカーレオンでは最初から最後まで最前線に立ち続けることになる。 ミリア(CV:渕崎ゆり子) メリオットの親友の画家。各地を飛び回っていたため顔が広い。 彼女絡みのイベントで3人も騎士を加入させてくれるカーレオンの敏腕スカウトマン。 戦場でも「戦いなんてやめてモデルにならない?」とスカウトに余念がない。 スカウト能力が生かされているのか、本人も非常に優秀な統魔力を持つ有能オブ有能。 在野の騎士 国家に所属していない騎士たち。 主にクエストを行った際にランダムで加入するが、特定の条件を満たすと加入する者もいる。 コルチナ(CV:川上未遊) 踊り子見習いの少女。 ゲーム開始直後から仲間になる騎士ながら、成長性は全騎士でも上位というできる女。 序盤はクエスト報告のたびにコルチナ来い!と念じるのはブリガンダインあるある。 敵国に取られた場合も入った国を滅ぼした国に加入するため自軍入りする確率が高いのも嬉しいが、 レベル1スタートなので序盤に加入して育てられないと育てる機会を失いがちなのが難点。 ヒュード(CV:石川英郎) 自由を愛し、風任せの旅暮らしを続ける漂泊の騎士。 クエストで仲間になるが、仲間になった後もクエストに出し続けると 最終的にエルフの嫁を見つけて結婚してしまう。自由騎士ってそういう意味? 低レベル加入で手間はかかるが、育てば戦力としても優秀なできるリア充。爆発しろ(エクサブラスト)。 レイン(CV 石田彰) エストレガレスのミレの義兄。小心で頼りないヘタレぶりが目立つが、優しく純朴な青年。 10年以上もミレに想いを寄せており、周囲にはバレバレなのだがミレ本人には全く気付いてもらえない。 レベル1スタートで統魔成長率Sといかにもな「育てると強い」キャラなのだが、 加入条件が帝国が滅亡しており、ミラ・ミレ姉妹が加入していることなので 大抵中盤~終盤に差し掛かるころ。ここからレベル1の騎士を育てるのは茨の道である。 加入が早かったら、あるいは帝国で加入してくれたら…いろんな意味で残念なキャラである。 カザン(CV:藤原啓治) ゼメキスを暗殺するために雇われたが、返り討ちにされた暗殺集団の生き残り。こっちはそこまでニンジャニンジャしていない。 ゼメキスに鞍替えした裏切り者・シラハを処刑するために帝国滅亡後にシラハが再仕官した陣営の敵側につく。 統魔力は正直言ってショボく騎士としては劣化シラハだが、シラハと同じくシャドウ引換券であるというのがあまりにも強いため取り合いになる アルディス(CV:川上未遊) 竜と心を通わせ、竜とともに暮らす少女。 クエスト時に低確率で発生するイベントが発生した後、自国拠点を3つ以下にすると仲間になる。 クエストが発生するのも運なうえ、拠点数3以下にするというわざとやらない限りまずならない条件から 知らないと仲間にするのはまず不可能な、本作最大のレアキャラ。 苦労させられるだけあって全キャラでもトップクラスの圧倒的統魔力を誇り、最上級クラスのドラゴンまで連れてくる。 なお、大抵の場合加入条件を満たすのは自国にボコられて滅亡寸前の敵国なので、敵として出てくることはそこそこあったり。 その他 ハレー(CV:田中敦子) 流れるような槍捌きから、流星のハレーの異名を持つ流浪の女騎士。 唯一愛した男を殺され、仇討ちのために大陸を放浪している。 なかなか強力な騎士で全勢力でラスボス直前に加入するが、そこまで来ると育てている他の騎士のほうが強い。 西アルメキアのみ途中で一時加入するため育成する余地がある。 + 終盤ネタバレ注意 ブロノイル(CV:松山鷹志) 古より生きる強大な魔術師。裏で大陸の戦乱の糸を引いていた黒幕。 すべての滅びを望み、大陸に封じられたアウロボロスを復活させるべく ルーンの騎士たちが大陸のマナの力を濫用するように戦争を誘発させた。 強大な魔法を使い、強力な最上級モンスターを使役していることに加え、死者を改造し自らの傀儡とする外法をも操る。 カドール(CV:菅原正志) 実はブロノイルにより大陸の戦乱を拡大させるために送り込まれた刺客で、 その正体はハレーの恋人・リーランドを改造して作られた改造人間。 アウロボロス 「神よりも古き神」「混沌の蛇」と呼ばれる謎の存在。 ルーンの神々によりフォルセナの大地に封じられていたが、6国が戦争のためにマナの力を濫用したことで封印が解ける。 封印から解放された直後はまだ本調子ではなく騎士にも太刀打ちできる余地があるが、 完全復活してしまう(タイムオーバー)ともはや騎士の力でもどうにもならなくなりゲームオーバーとなる。 本作のラスボス。直線貫通攻撃と対象に複数状態異常を与える周囲攻撃の2つのMAP攻撃を持つ。 さらに一定時間ごとに雑魚敵を発生させるが、回避と反撃ができないという弱点がある。 余談 謎の魚屋CM PS版無印の際には魚屋の店主が鰤(ブリ)と鯛(タイ)を両手に持って「鰤ガン鯛~ン!鰤ガン鯛~ン!」とタイトルを叫ぶCMが流れ、見た人間に強烈な印象を叩きつけた。 そしてそのCMが長い間記憶に残り続けた結果、ルーナジア戦記でも再現CMが作成された。 史書ブリガンダインに追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 個人的にはファイナルファンタジータクティクス、ティアリングサーガに並ぶPS1でのSRPG傑作3柱の一角 -- 名無しさん (2022-05-18 01 39 49) 記載されていないけれど、アルメキアに初期配属しているリゲルも成長株。欠点は魔力が低く、魔法使いにチェンジ出来ないこと。条件付きで兄(二人)がいる陣営に行ってしまうこと -- 名無しさん (2022-05-18 06 13 24) 割りと硬派なゲームなのにCMが思いっきりふざけてたのが印象深い。 -- 名無しさん (2022-05-18 06 57 23) 個人的に在野騎士の情報も載せてほしい。最高の統魔力持ち幼女とか、双子とラブコメする義兄とか、なぜか連続イベント持ちの探検家とか -- 名無しさん (2022-05-18 09 03 29) レゲー特有の酷いランダム性が難点だと思ってたが、まさか2020年の続編でも据え置きと知った時は驚いた -- 名無しさん (2022-05-18 14 46 03) 敵が上位モンスターを雇うとかイカサマをしないから、中盤以降敵の主力を撃破すると後は消化試合気味になってしまうのが難点 -- 名無しさん (2022-05-18 20 10 51) CMのインパクトが未だに忘れられない -- 名無しさん (2022-05-18 22 13 09) ↑2ただその消化試合を終えた先に、SRPGでも屈指の強さを誇るラスボスが待ち受けてるってのは、この手の国盗りものとしては斬新だった -- 名無しさん (2022-05-19 09 40 54) 明らかに蛮族の国のイスカリオがラスボスの関係者がいたりと裏主人公みたいな扱いだったのは笑った。魔術師が太鼓持ちなのに強かったり、あの国は使ってて楽しかったな。 -- 名無しさん (2022-05-19 09 50 07) 鰤ガン、鯛ーン! のCMのインパクトが強すぎるし、ルーナジアでも同じCM作っててめっちゃ笑った -- 名無しさん (2022-05-19 11 44 25)
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ブリガンダイン グランドエディション 当Wiki連絡用掲示板内「差し替え・追加スレッド」-741~745,747~755,757~761 741 :ブリガンダイン:2013/12/29(日) 02 06 37 ID ??? ■ブリガンダイン グランドエディション シミュレーションRPG。6つの国が城を取り合って争い、全ての城を取って、現れたラスボスを倒したらクリア。 ルーンの騎士と呼ばれる、モンスターを使役できる戦士達。全部で100名を越える騎士は各固有名と顔グラ、設定がある。 戦闘では攻撃、守備ともに三名ずつ。さらにそれぞれモンスターを最大6体ずつ使い戦う。 倒されると騎士は一回休みだが、モンスターはそのまま消滅。また君主が倒されるとその戦闘は敗北となり撤退する。 戦闘の他にクエストという探索に騎士を派遣することで、アイテムや新たな騎士、能力アップを見込める。 城はそれぞれマナが湧き、マナを消費する事でモンスターを召喚できる。 モンスターは維持コストが存在。それにもマナを消費する。維持コストが足りないとHPが半減する。 騎士にはそれぞれ統魔力が設定され、モンスターには統魔コストがあり、その数字の合計だけ使役できる。 モンスターのクラスが強いほど統魔コストも高い。正直、統魔力が高い騎士が強い騎士と言っていい。 初期レベルが高いキャラは敵に回すと脅威、味方にすると序盤の壁。レベルが低いキャラは育てると強キャラになる。 レベルは30が最高。人間は固有クラスもちと、クラスチェンジ可能な一般騎士とでわかれる。 レベルを上げエキスパートになると、その上位のクラスにつけるようになり、そのクラスの魔法やスキルを他のクラスでも使えたりする。 上位クラスはレベル10、最上位は20必要。また戦士系のクラスはSTR、魔術系はINTが一定値無いとなれない。 ■基本ストーリー フォルセナ大陸中央にあるアルメキア王国。 北のノルガルドとの戦争に勝利し、聖王歴214年にアルメキアは6国を支配する盟主となった。 だが215年。アルメキアの軍のトップであったゼメキスが反乱を起こし、アルメキア王ヘンギストを殺す。 一夜にしてアルメキアは滅び、ゼメキスは自分を君主としたエストレガレス帝国の建国を宣言。 同時に、他の6国もそれぞれの理由から蜂起し、統一のための戦争を仕掛けた。 エストレガレスを壊滅させ、ゼメキスを破ると魔術師ブロノイルが登場。この争いを影から操っていたのがこの魔術師。 破った国の君主を殺そうとするが、ゼメキスが渾身の一撃で邪魔をする。しかし逆にゼメキスは命を落とす。 そして最後の国を滅ぼすと、流浪の騎士ハレーがボロボロになって国を訪れる。 ブロノイルは300年を生きる魔術師であり人間を滅ぼそうと、太古の神アウロボロスを召喚しようとしていた。 アウロボロスはマナによって封印されていたが、人間達が戦争のためにマナを消費し続けたために封印が解けてしまった。 しかしまだ完全ではないため、騎士の手でも倒せるという。 そして姿を消していた孤島ドローラスガルドが現れる。最初はブロノイルとの戦い、つぎにアウロボロスとの戦いとなる。 倒すと大陸統一を果たしエンディング。後の「ブリガンダイン」という史書に、長い平和な国として書かれている。 ●全ての国で主要登場人物 ゼメキス:元アルメキア王国軍総帥。反乱を起こしアルメキアを滅ぼす、今はエストレガレスの君主。 ハレー:流星のハレーと呼ばれる、主君を持たない旅の女騎士。恋人のリーランドを殺したブロノイルを探している。 最後にはブロノイルを見つけるが敗走。6国全てにブロノイルの居場所や目的を伝える役目を持つ。 カドール:仮面をかぶった謎の騎士。最初からレベル29と最強クラス(30が最高)。ゼメキスに仕える。 正体はハレーの探す騎士リーランド。ブロノイルによって改造され、操り人形となった。 ブロノイル:300年を生きた魔道士。人間を見続けた結果、失望し世界を滅ぼそうと古代の神アウロボロスの復活を企む。 HPは700程だが、2400ダメージを与えないと壊れないバリアを張っているため、実質HP3000ぐらい。 MPも1000以上あり、様々な魔法を覚えていて最強魔法メテオドゥームやジェノサンダーを連発する。 他モンスターと共にメテオドゥームを二回打たれると壊滅してしまうので注意。モンスターも高レベルを揃えている。 物理攻撃力は大したこと無いので、反撃はさほど痛くはない。 ガヘリス、オルウェン:ブロノイルに仕える仮面の騎士、デスナイトとデスアーチャー。改造されて人としての意思はない。 ルシファー等の、高レベルモンスターを率いているのはこの二人なので、集中攻撃で倒すとモンスターは何もしなくなる。 アウロボロス:太古の神。ブロノイルが呼び出そうとしている存在であり、黒い巨大な蠍とドラゴンが合体したような姿。 高いHPと、毎ターンモンスターの召喚、距離が長く威力の高いブレスと状態異常技で周囲広範囲の攻撃を持つ。 742 :ブリガンダイン 西アルメキア王国:2013/12/29(日) 02 08 25 ID ??? ■西アルメキア王国 君主ランス フォルセナ大陸の西の位置。南のカーレオンとは友好国であり互いに攻めない。東にエストレガレス、北にノルガルド。 全体的に初期レベルが低い。いかに東のエストレガレスの攻撃をしのぐかがポイント。レベルが上がれば後半は楽。 ●主要騎士 ランス:14才男。アルメキアの若き王子。世間知らずではあるが、優しい心をもった少年騎士。 LV1プリンス→キング。君主なのだが最初は弱くやられて撤退させられやすい。しかし育てれば最強クラスとなる。 ゲライント:31才男。百戦のゲライントと呼ばれる歴戦の猛者、ランスのお付きの剣士。常にランスの事を考える。 LV19ソードマン。すでにエキスパートで、あともう1レベル上げればソードマスターとなれる。 コール:62才男。パドストー公国の老王。忠誠心厚く、国をランスに快く譲った。 LV16ビショップ。すでにエキスパートでありエリアヒールを覚えている上に、STRもあり戦士系にもなれる。 メレアガント:25才男。コール王の息子。視野が狭く自分の国の事だけしか考えない。ランスを馬鹿にし最後には認める。 LV20ブラックナイト。最上位クラスにすでに到達している、序盤のエストレガレスに対する壁。 ハレー:26才女。流星のハレーの異名を持つ、凄腕の旅の騎士。リーランドという男の仇のブロノイルを探している。 LV21ヴァルキリー。ランサーの最上位クラス。途中から仲間になり、後半で外れ、また最後に仲間になる。 カイ、メリオット:同盟国カーレオンの君主と妹君。 クーデターが起こり、ランスとゲライントは共に城を脱出する。そこにゼメキスが現れ、二人を止める。 父上であるヘンギスト王がゼメキスの部下カドールによってやられた事を知り、激昂するランス。 怒りのままゼメキスに斬りかかるが相手にならず吹き飛ばされる。止めを刺そうとした所、ゲライントがかばい傷を負う。 逃げるように言うゲライントに、父も城も失ってゲライントまで置いて逃げるひきょう者にはなりたくないとランス。 そんなランスに一時の恥をかいても進むのが勇気だとゲライントは言う。だがやはりランスは見捨てる事が出来ない。 二人仲良く死ぬがいいと剣を振りかざした所、ナイフが飛んでくる。旅の女騎士がゼメキスと対峙した。 女騎士はランスに言う、あなたは戦乱を終わらせられる人、ここで死ぬべきではないと。 ゲライントも国を再興するのは王子の義務だと言った、でももう僕には何も無いとランスは答える。 今はねでも諦めなければ必ず道は開けると、女騎士はゲライントにランスを連れて逃げるように言った。 必ずここに帰ると誓い、二人はパドストー公国のコール老公の元へと向かった。 温かく二人を迎えるコール王。これからどうするのかと訪ねてくる。 ランスは国の再興、そして大陸の秩序の回復と平和が自分の義務だと答えた。 コール王の息子メレアガントは二人を早く追いださなければ、ゼメキスが攻めてくるとコール王に訴える。 ゲライントはゼメキスの道は覇道であり、口実が無くとも攻めてくる。そしてコール王に対し兵を貸してほしいと願った。 フォルセナ大陸は混乱状態であり、戦乱が始まるのは目に見えている。ゼメキスを打倒し安定させなければならない。 そしてそれができるのはランス王子しかいないと言った。メレアガントは、こんなガキに何が出来ると怒る。 コール王はランスとメレアガントに王として必要な物は何かと聞いた。 メレアガントは権威だと言い、ランスは信頼だと言った。コールは全ての騎士たちに言う。 これからはランス王子を中心とし、この国は新生アルメキア王国として戦うと宣言した。 動揺するランス達、コールは最初に言ったことは大言壮語だったかと聞くと、必ず平和と秩序を取り戻すと誓った。 西アルメキア王国のすぐ南、カーレオンの国の王カイと妹メリオットが訪ねてくる。 カーレオンはアルメキアに忠誠を誓った国であり、同盟国。打倒ゼメキスとフォルセナ大陸の平和を目指す事を誓った。 カイは他の国々も覇権をかけて放棄している事、そして西アルメキアの北のノルガルドも攻めてくる事だろうと伝えた。 743 :ブリガンダイン 西アルメキア王国:2013/12/29(日) 02 09 16 ID ??? コールがランスに国を譲ってから、騎士のグラウゼが城に来ない事を気にしていた。 グラウゼの家を訪ねるコール、グラウゼはランスに王位を譲ったことに納得がいかないらしい。 グラウゼの父はかつてアルメキアを追われた、しかし忠義の心を失っていなかった事にコールは惚れこみ、迎い入れた。 コールは自分の息子メレアガントは武勇に優れるが、王としての器量がないと言う。 グラウゼはランスにはあるのかと言うが、分からないと答えた。だが目がまっすぐであったとコールは言う。 しかし、この戦乱の時代に自分のような老いぼれではまとめることは出来ない、ゆえにランスの可能性にかけた。 グラウゼはコール王が信じるランス王子を信じることにすると、配下に加わった。 女魔術師カルロータが、城で落ち込んでいるランスを見つける。ゲライントに色々としかられたらしい。 ふてくされるランスにカルロータは君主の心得を教える。めいるな、めげるな、落ち込むな。 ゲライントが色々と言うのはランスに期待しているからであり、期待しなければ何も言わないと。 元気が出たランスに、頑張ってと声をかけた。 以前、ランスとゲライントを助けた黒髪の女騎士が訪れる。礼を言い、名を訪ねるランス。 彼女は流星のハレーと呼ばれる、君主を持たない凄腕の女騎士。ランスはゼメキス打倒のために手を貸してほしいと頼む。 しかし自分には目的があると断られる。目的は自分の恋人を殺した魔術師ブロノイルを探し、仇を討つ事。 ランスは騎士は人々の平和のために戦うものではないのかと問う。生まれた時から王子の役割を与えられてきたランス。 ゆえに役割は与えられ、それを全うするのが人だと考えていたらしい。自分は間違っているのかと聞く。 ゲライントは告げる。ランス王子の言う事は決して間違っていない、しかしハレーもまた間違ってはいない。 人の道はいくつもあり、それらからどれを選ぶのは本人だけが決められる、そしてその結果と責任を負う。 正しい道は人それぞれに一つしかないと、考えた事も無かったと言うランス。自分はまだまだ学ぶ事が多いと言った。 ハレーに謝罪し、自分は自分の道を精一杯いきると答える。ハレーもまた仇を討った時はこの国に戻ると答えた。 訓練中のグラウゼにランスがたまたま出会い、一緒に城に帰ることにした。 グラウゼは運命とは不思議なものだと帰る最中に言う、かつて遠くにいたランスが今は追放者の自分と並んで歩いている。 別に共に戦う仲間なのだから不思議ではないとランスは言う。 しかし、きらびやかな宮廷で生活していたのに今は傷だらけで戦っている事に不満は無いかと、グラウゼは聞く。 自分は若く弱いので、常に前線で戦わないと誰も着いてこないと、まっすぐにランスは答えた。 自分達を追放したアルメキア王、今まで甘やかされていたその息子が何が出来るか見てやろうとグラウゼは考えていた。 そんなくだらない感情でランスの元に来たのに、そんな自分を仲間だと言うランス。グラウゼは自分を恥じた。 これからは精一杯ランスの元で戦うと言い、ランスは突然のグラウゼの言葉に目を丸くした。 女騎士のアデリシアはランスが優しすぎると心配していた。 女魔術師のエフィーリアは、優しい人は孤独にはならない、だからこそ皆が守ろうとするから大丈夫と言った。 ハレーが厚かましい願いではあるがと、仕官してくる。 喜んで受け入れるランス、しかしまだ仇打ちはすんでいないらしい。 ブロノイルはこの戦乱に暗躍し、戦争を煽っている事がわかった。 そうであればこの戦争で活躍する西アルメキア王国の元に訪れる可能性は高い、そのために仕官させてほしいと。 共に頑張りましょうと、ランスは受け入れた。 744 :ブリガンダイン 西アルメキア王国:2013/12/29(日) 02 09 47 ID ??? エストレガレスを撃ち倒し、ゼメキスが倒れる。あの世で父に詫びろと、ランスは言い放つ。 最後になぜ反逆したのか、その理由を聞いた。するとこの生き方しか自分にはないと答えた。 ゼメキスは彼の騎士としての権威を嫌ったアルメキアの権力者達、そしてその者達によって乗せられたヘンギスト王。 彼らによって最初は濡れ衣として反逆者の烙印を押され、処刑が決まった。 自分は騎士であり戦場で死ぬのならばともかく、嘘の罪で処刑台の上で死ぬ事はまっぴらだった。だから反逆を実行した。 なぜ無実を皆に言わなかったとランスは言う。権力しか興味のない王国の者達に我慢ならなかったとゼメキスは答えた。 そんな者たちのために戦って来たわけではない。父上は王政は正しくなかったと言うのかとランスは声を張る。 別に正否は関係ない、ただ自分の道を生きただけだとゼメキスは言った。 ランスは、正しいものが幸福になれる国を作ってみせるとゼメキスに対して宣言する。 そこにブロノイルが空中に登場する。雷の魔法を放ち、ランスとゲライントを攻撃した。 なんとか避ける二人。ゲライントは反撃に出ようとするが、ゼメキスが止める。 この程度で倒れるのかと失望したと言うブロノイル、ゼメキスは自分の最後の戦いの場所を汚させないと立ち上がる。 バリアに守られたブロノイルは攻撃が通じなかったが、ゼメキスの渾身の一撃がバリアを貫いた。 手傷を負ったブロノイルはゼメキスに止めを刺したあと、去って行った。 瀕死のゼメキス。なぜ助けたのかと聞くランスに、自分の戦いは終わったがお前はまだやる事があるだろうと言った。 ランスはかつてアルメキアの騎士として戦っていたゼメキスに憧れた再興の騎士だったと言った。 一人前の男なら、自らが最高の騎士になれとゼメキスは答える。 最後にまだ戦乱は終わらない、他の国がランス達を狙うだろうと言い、国を作りたければ統一するしかないと言う。 戦い得るか失うかの二つに一つ、貴様ならきっとできるだろうと言い、ゼメキスは息絶えた。 アルメキアの王として即位することとなったランス。これもコール王のおかげだとゲライントは感謝する。 ゲライントとコールの前で、王冠を受け取る前にランスは話をし始める。 それは今も戦乱は終わっていないという事。ランスは戦乱を終わらせるため、この大陸を統一することを宣言した。 メレアガントがそんなことは誰も出来なかったと驚くが、昔この大陸を支配していた聖王も人であるとコールが言った。 ゲライントはランスの言葉に感動し、そして大陸統一のための戦いに腕が鳴ると興奮する。 コールが一同、ランスについて行く事を誓った。そして歓声の中、ランスは王冠を戴いた。 メレアガントは城から周囲を見渡す。もうこの大陸の半分はランスの国である。 部下のブロッサムに自分に同じ事が出来たかどうか聞く。出来ると答えられるが、無理だと自嘲した。 自分は今まで自国の事しか考えていなかった。メレアガントはランスの器を認めた。 ハレーはブロノイルを追うために、離脱することをランスに申し出た。 ゲライントは戦力の低下を危惧するが、ランスは元々ブロノイルを倒すためにハレーが来たのだと受け入れた。 必ず無事な姿を見せる事をランスと約束し、ハレーは旅立った。 ついに大陸統一を果たしたランス達。喜ぶ騎士たち。むせび泣くゲライント。 残ったのは荒れ果てた大地だと冷や水をかけるメレアガントに、でもこれからは戦いで失うことは無い。 頑張れば頑張った分だけそれが作りだされるのだとランスはまっすぐに言う。 あんたの負けだねとメレアガントにアデリシアは言った。ともかく今日は祝杯をあげた。 745 :ブリガンダイン 西アルメキア王国:2013/12/29(日) 02 10 15 ID ??? ハレーはブロノイルの居城ドローラスガルドがある島を発見し、ブロノイルとカドールに対し槍を向ける。 仮面の騎士カドールが襲い掛かり、戦いになる。その太刀筋にハレーは覚えがあった。 攻撃を避け、ハレーの槍がカドールの仮面を半壊させる。男の顔が覗き、驚くハレー。 その瞬間を狙い、カドールの斧槍がハレーの腹を切る。血を噴き出しその場にハレーは跪く。 ハレーはカドールがリーランドだと言った。リーランドが形見として渡した剣を見せる。 カドールは大声をあげた後、全てを思い出す。自分がリーランドであり、ブロノイルと遭遇した時の事を。 ブロノイルが火の魔法を放つ、カドールはハレーを抱きしめ火に焼かれた。抱きしめたままハレーに話す。 ハレーを逃すために、自分が盾になった。好きな女のために死ぬ事を誇りに思えた。 しかし死ぬ直前に恐怖した、二度とハレーの笑顔を見れない事、抱きしめられない事を恐れた。 もはや騎士としての誇りも忘れ生きたいと願った。そしてブロノイルはその願いを聞き届け、操り人形として生かした。 カドールはブロノイルが全てを滅ぼすため、太古の神アウロボロスを蘇らせようとしている事をハレーに伝える。 かつてルーンの神がマナを用いてこの大陸に封じた存在。しかしこの戦乱で召喚のためにマナを消費し封印が解けた。 しかし完全に力を取り戻すにはまだ数カ月の時間がかかる、その前にルーンの騎士たちにこの事を話して倒してほしいと。 カドールはハレーに逃げるように言う。自分は手を汚し過ぎた、そして死ぬ前の最後の望みも叶った。 ブロノイルへと形見の剣を持って走るカドール。だがそこに新たなデスナイト、ガヘリスとオルウェンが立ちはだかる。 カドールに矢が刺さり、槍が腹をひきさく。ハレーはカドールを助けるのを思いとどまり、その場を走って立ち去った。 ボロボロになりながらもアルメキアに辿り着いたハレー。そしてブロノイルの事をランスに告げる。 今まで戦って来たのに今度は怪物かとメレアガント。しかし今度こそ倒せば平和が来るとランス。 ランス達は今まで魔法で姿を消していた島、ドローラスガルドへと向かった。 ブロノイルを倒すが、アウロボロスが復活する。 完全な力を取り戻せばゲームオーバー。それまでに倒すと崩れ去っていった。 エンディング。一年後のエルメキアのパーティーにメレアガントとアデリシアが訪れた。 メレアガントは今はパドストー公として働いている。フォルセナで一番復興が速い。 ランスに嫉妬していたとメレアガントは告白した。パドストーをフォルセナ一豊かな国にしてランスに勝利すると言う。 そういう勝負なら望むところですとランスは受けて立った。 そこにコールとゲライントが現れる。2人は先王の墓参りに行っていた。 他の騎士たちの話をする、皆それぞれ国の復興のために尽力している。 しかしアウロボロスを倒してすぐ何処かへと行ったハレーは、消息がつかめていない。 ハレーさんはそのうち戻ってくるとランスは言い、挨拶にまわる。信じ続けることは楽ではないとコールは言った。 ハレーの事を思い、色々と話したいと考えるランス。そこに人々のざわめきが聞こえる。 見れば扉の向こうにハレーが立っていた。 終わり。 747 :ブリガンダイン レオニア:2013/12/30(月) 02 11 41 ID ??? 前回、思ったより長かったからキャラとイベントをかなり引き抜く事にした。 ■レオニア 君主リオネッセ フォルセナ大陸の東の位置。中央のエストレガレスとの間に山があり、北のノルガルドと南のイスカリオとだけ接する。 ここも初期レベルが低い。回復系のクラスが多く、長期戦を戦える。レベルが上がる後半から強い。 ●主要騎士 リオネッセ:17才女。元々はただの村娘だが、一年前、前女王が神のお告げにより次の女王に任命された、優しい少女。 LV3クイーン。基本は回復役だが、MPが高く統魔力もあり育てると強力なキャラ。 キルーフ:17才男。リオネッセの幼馴染。リオネッセに好意を抱いており、彼女のために騎士となった。素直でない性格。 LV3バーバリアン。育てれば最強クラスのキャラとなる。 パテルヌス:42才男。レオニアの司教で女王の補佐役。リオネッセやキルーフを父親のような目で見ている。 LV20カーディナル。序盤の主力、回復役でありながら攻撃力もある。 アスミット:29才男。レオニアの智将。常に冷静で、リオネッセから強い信頼を得ている。キルーフから嫉妬されている。 LV13ビショップ。レオニアはやたら回復役が多いため、さっさとクラスチェンジして攻撃魔法を会得したほうが良い。 アルメキアでゼメキスが反乱をおこし、アルメキアが滅亡した知らせが入る。 このままいけば戦乱は不可避。レオニアも巻き込まれるだろうと応戦準備をする事になる。 リオネッセはこれからの事を考えて不安がる、キルーフが不安を顔に出すと皆が不安になるからやめろと言った。 北のノルガルドから手紙が来る。内容はヴェイナード王自ら、女王との会見の申し込みであった。 罠の可能性もあると、代理を送るべきだとアスミットとキルーフ。しかしリオネッセは逃げてはだめだと行くことにした。 そして会見の場を設け、リオネッセ達とヴェイナードが机を挟んで向かい合った。 互いに名乗り合う、そしてヴェイナードは挨拶もそこそこにリオネッセに申告する、属国となるか戦争するかと。 リオネッセはアルメキアが全盛だった時も自治を保っていた国であり、どこの属国にもならない。 だが戦争も望まないため、決して攻撃しないでそっとしておいてほしいと頼んだ。 忠誠か戦争かどちらかだとヴェイナードは再度、問いた。自分だけは関係などとは言わせない、嫌なら攻め込むだけだと。 話にならないヴェイナードに戦う事を受け入れたリオネッセ。民を巻き込むあなたを許さないと言った。 ヴェイナードは威嚇する時は体の震えは止めておけと言い、笑いながら去って行った。 あのノルガルド王に対しはっきりとした女王の言葉にアスミットは驚く、しかし腰が抜けてリオネッセは動けなくなった。 キルーフに背負われて帰るリオネッセ。なぜそこまでヴェイナードが争いを望むのか、リオネッセには分からなかった。 アスミットはキルーフに戦略を覚えるように言う、しかしアスミットを嫌うキルーフは煙たがる。 お前の敗北が国の滅亡、女王の敗北につながるのだぞと忠告され、押し黙るキルーフ。 748 :ブリガンダイン レオニア:2013/12/30(月) 02 12 16 ID ??? 部下のシャントゥールが自分の息子が大きくなる前に、この戦争が終わって欲しいとパテルヌスに愚痴をこぼした。 パテルヌスも気持ちは分かると言う、リオネッセが戦場に立つたびに寿命が削られる思いだと。 なぜ歴代で最も心優しい女王が、戦乱の時代を任されたのかとパテルヌスは嘆く。 しかし、だからこそこのフォルセナに平和な時代を築く事が出来るのではないかと、二人は女王に期待した。 ゼメキスを倒したレオニア軍。戦いは終わったと深手のゼメキスの治療をしようとするリオネッセ。 拒絶するゼメキス、戦いこそが自分の生きる道であり戦いに敗れた以上、死ぬ事が自分の道だと言った。 戦いそのものに意味は無いとリオネッセは諭す、何かのために戦うからこそ意味があるのだと。 ならば最初から俺の人生に意味は無かったのだと、ゼメキスは自分を嘲笑った。 それは違うとリオネッセ、ゼメキスにも戦う意味があったと。だからこそ生きていてほしいと願った。 そこにブロノイルが登場する。人間は戦う事が好きだから戦っている、理由があっても言い訳に過ぎないと言いのける。 そしてリオネッセに魔法を放つ、とっさにキルーフがかばう。リオネッセも魔法で反撃するが、バリアに防がれる。 そこにゼメキスの渾身の一撃が放たれ、バリアを貫きブロノイルに痛手を負わせる。 ブロノイルはゼメキスに止めを刺したあと、去って行った。 かけよるリオネッセにゼメキスは、自分は自分の生きたいように生きた、貴様も自分の道を行けと息を引きとる。 キルーフが立ち上がる。リオネッセはキルーフに自分の意思を伝えた。 今までは巻き込まれたから、仕方なく戦っていた。でもそれではいつまでたっても戦乱は終わらないとわかっていた。 ゼメキスの生き方は間違っていたと思うが、自分を誤魔化さず生きてきた。 だから自分も自分が正しいと思った道を生きる、戦乱を終わらせるために自分の意思で戦う事を決意した。 キルーフがリオネッセを訪ねると、リオネッセとアスミットが仕事中に談笑していた。 キルーフは、仕事詰めだからとリオネッセを散歩に誘うが、まだ仕事中なのでとリオネッセは断る。 アスミットに嫉妬していたキルーフは、アスミットとはおしゃべりできても自分とは無理なのかと怒る。 謝るリオネッセ、アスミットはそんなキルーフに対し勝手なワガママで女王を困らせるなと忠告した。 その言葉に切れたキルーフは剣を抜こうとする。止めようとするリオネッセ、無駄な争いはしないとアスミット。 怖気ついたか、この腰抜け野郎と挑発するキルーフの言葉に今度はリオネッセが怒り、撤回するように言った。 動揺するキルーフはリオネッセに対し、アスミットが好きなのかと訪ねた。好きだと答えるリオネッセ。 そのまま背を向け、キルーフは立ち去った。仕事に戻るリオネッセ。勘違いを正さなくともとアスミットは訪ねる。 キルーフは自分が間違っている時はちゃんと謝りに来るから大丈夫だとリオネッセ。信じてるのですねとアスミット。 749 :ブリガンダイン レオニア:2013/12/30(月) 02 12 48 ID ??? 何日もキルーフと会っていなくて、不安になるリオネッセ。一人、塔の祭壇でフォルセナのために祈る。 そこにブロノイルが登場、すでに神は去ったと言い、リオネッセを殺そうとする。 出入り口をふさがれ、塔を登って逃げるリオネッセ。ここには貴様一人だ、誰も助けは無いとブロノイルは追い詰める。 一人じゃねえとキルーフが後ろから斬りかかった、驚くブロノイル。しかしバリアに防がれダメージは与えられない。 リオネッセに逃げるように言うが、キルーフを置いて逃げられないと共に戦う。 キルーフは吹き飛ばされ、リオネッセの魔法も効果が無い。逃げるしかないとリオネッセを抱え、キルーフは飛びおりた。 そこにパテルヌスがフライング(空中移動に変える)の魔法をかける。ゆっくりと着地したキルーフ。 アスミットが騎士を招集すると、ブロノイルは去って行った。キルーフにヒールをかけながら、礼を言うリオネッセ。 でもどうしてリオネッセの危険に駆け寄れたのかと訪ねると、実はキルーフは謝ろうとずっと近くにいたらしい。 この間の事を謝るキルーフ。アスミットの事が好きなのかと聞くと、レオニアの皆が好きだとリオネッセは答えた。 リオネッセが女王になり、キルーフは自分が置いていかれているのではないかと怖かったと、だから八つ当たりしていた。 だから自分はガキなんだと言うキルーフに、リオネッセは今のままでいいと言った。 皆が女王と言うのにキルーフだけはずっとリオネッセと名前で呼んでくれた、だから自分を見失わずにここまでこれたと。 お取り込み中すみませんが、見物人が増えてきたのでとアスミットに言われ、周りに気付く二人。 その場を離れる途中、いつか側にいられるほどの人間になると言うキルーフに、リオネッセはうなずいた。 大陸を統一したレオニア。喜ぶ騎士たちだが、女王であるリオネッセだけが暗い顔をしていた。 リオネッセの脳裏の映像が浮かぶ、それは滅びた大地。空には巨大な化け物。 キルーフの問いかけに我を取り戻したリオネッセは今の話をする。パテルヌスは神託だと言った。 まだ残っている敵はブロノイル、しかし何処にいるかはわからない。 そこにアスミットが、手負いの騎士が謁見を申し出てるとリオネッセに報告する。 訪ねてきたのはアルメキアの騎士ハレー。ブロノイルがアウロボロスを復活させた事を伝える。 この大地は神が与えし物、汚させるわけにはいかないとリオネッセは最後の戦いに赴いた。 城内。アウロボロスを倒し、皆がリオネッセを祝福する。キルーフはこの大陸はリオネッセの物だと言う。 リオネッセは大陸は誰の物でもない、大陸を愛するみんなの物であると答える。 もはや私の助けもいらないほど強くなられたとパテルヌスに、これから先もまだまだ助けてもらわないと困ると答える。 同じ故郷の騎士だったバーリンが、いい加減リオネッセに気持ちを伝えろとキルーフに言って故郷に帰って行った。 以前よりも仕事が増えたリオネッセ。手伝えることは無いかとキルーフが訪ねるが、これは女王の仕事だと言う。 でも少し疲れたから寄りかからせてほしいとリオネッセが言うので、肩を貸す。キルーフの腕の中が一番落ち着く。 キルーフはリオネッセに伝える。「お前が好きだ、ずっと守りたい」。 リオネッセは顔をあげてキルーフを見た。「戦乱を治めた事よりも今の言葉の方がうれしい、言ったら怒られるかな」。 徐々に二人の顔が近づく。そこにアスミットの咳ばらいが入った。 パテルヌスが呼んでいると告げるアスミット、今のタイミングわざとだろとキルーフが恨めしく言う。 アスミットとパテルヌスが話しあった結果、働きづめだったリオネッセに一カ月の休みを与えることにした。 キルーフは二人で村に一度戻ろうと言った。リオネッセはこれかもずっと一緒にいようねと答えた。 終わり。 750 :ブリガンダイン ノルガルド:2013/12/30(月) 02 13 49 ID ??? ■ノルガルド 君主ヴェイナード フォルセナ大陸の北の位置。西南に西アルメキア、東南にレオニア、南のエストガレスとは二か所も接している。 四か所も接しているため、騎士数に余裕が無い。ナイト系のクラスが多い。君主のヴェイナードがかなり強い。 ●主要騎士 ヴェイナード:21才男。白狼と呼ばれる武勇と知性を誇る戦略家。 LV18ロード。戦士系として高いステータスを誇りながら、広範囲攻撃魔法を覚えている。統魔力もMPも十分。 グイングライン:23才男。ノルガルドの軍師。ヴェイナードが幼いころから共にいた、忠義の臣下。 LV17ナイト。 ブランガーネ:17才女。前王ドレミディッツの娘、白夜の女神と呼ばれる。女は国を継げない事を納得していない。 LV10アーチャー。 エスメレー:ヴェイナードの姉。アルメキアの人質同然の扱いでゼメキスの妻となった。 一年前にノルガルドはゼメキスに当時の国王ドレミディッツが敗れ、アルメキアの支配下にはいったノルガルド。 しかしゼメキスが反乱をおこし、アルメキアを滅ぼす。かつての理想国家の名前エストレガレスを建国した。 一年と言う時間を与えた事を後悔させてやろうとヴェイナード、銀の騎士の名にかけ大陸統一を目指す。 グイングラインはエスメレーの事を聞く、もし敵として立ちはだかるのなら戦うまでだと答えた。 騎士たちを呼び、宣言する。今までは国を一部明け渡し、政略に力を入れ力を蓄えた。だが今、戦いの時だと。 そこのブランガーネがあらわれた。白狼は目覚めが遅いと嫌味を言った。 男しか王位が認められないノルガルド、ドレミディッツの一人娘であるブランガーネは女である自分にはがみした。 ならば力をお貸し貰えないんですかなと聞くが、ノルガルドの騎士である以上戦うと言った。 騎士たちに命令しノルガルド側の領地をさっそく攻略にかかる、敵は戦わずに撤退した。 ヴェイナードはレオニアに行き女王に会う事にした。戦うか従うかを選択させると言う。 敵を増やすだけで感心しないとグイングラインが止めるが、レオニアの女王の器量を確かめたいとヴェイナードは向かう。 会談の結果、両国は戦うこととなった。神に祈るだけだと思っていたがとヴェイナードは感心した。 作戦を決めたヴェイナード、グイングラインはすでに手をまわしていた。 よほど自分より有能だと褒め、いっそお前が君主になったらどうだと聞くヴェイナード。 自分は例え王家の血が流れていようとも、君主には成りたいと思わないと答える。 誰かの下で働き、その人に天下を取って貰いたいと。 ならば自分はチェスの駒のようなものかと言うと、命よりも大切な駒だと答えた。 751 :ブリガンダイン ノルガルド:2013/12/30(月) 02 14 22 ID ??? ブランガーネは憤っていた。この頃、戦いに出ていないからである。 男しか継ぐ事が出来ないノルガルド、そして政略とはいえ武威を示さずこそこそと力を蓄えていたヴェイナード。 自分の力を見くびっていると考えたブランガーネは怒り、兵を率いてヴェイナードの元へと走った。 オテンバ姫めと、ヴェイナードは自ら剣を取って城門へと出た。 対峙する二人。稽古をつけてやると剣を構えるヴェイナード、すぐに私情で動くのはその血筋の悪い癖だと言った。 その言葉に父を愚弄するなとまた怒るブランガーネ、剣をふり上げ斬りかかるがヴェイナードは軽くあしらう。 剣を吹き飛ばされ、跪くブランガーネ。まだ稽古の途中だと剣を取るように促すヴェイナード。 恥をかいては生きてはいけない、殺せと言うブランガーネに、剣を取れと大声で言う。 今日は稽古だが戦場ではこうはいかないとヴェイナードは告げる。ブランガーネは今日の事を謝罪し、城へと帰った。 エストレガレスを打ち破り、ゼメキスを倒す。我が覇道を阻む者がいるとすれば、やはり貴様かとゼメキス。 反逆者ゼメキスそれ相応の報いを覚悟しろと言うヴェイナードに、反逆の機会を伺っていた貴様に言われたくないと笑う。 家臣どもに嵌められ追い詰められて反逆した貴様と、理想を掲げる我がノルガルドでは志に大きな違いがあると言いのく。 自分がフォルセナを欲するのは、腐った廷臣どもを一掃し新たな秩序を打ち立てるためであるとヴェイナードは言う。 姉であるエスメレーを保護したとグイングラインから連絡があった、貴様と姉にはもはや何の関係も無いと言った。 だがゼメキスはただの哀れな人質を預かっただけで、何の興味も無い、止められなかった自分の無力さを呪えと言い返す。 その言葉に激昂しそうになるヴェイナードだったが、グイングラインが止める。 そこに魔道士ブロノイルが現れ、ヴェイナード達を攻撃する。さらに止めの追撃をいれよとするがゼメキスが止める。 ゼメキスの懇親の一撃がブロノイルのバリアを貫き、手傷を負わせる。ブロノイルはゼメキスに止めを刺し、消えさった。 ヴェイナード達は立ち上がり、ゼメキスになぜ助けたのかを問う。 理想があるならやって見せろ、もしできなければ地獄の底で笑いものにしてやるだけだとゼメキスは言った。 ならばあの世で見ていろというヴェイナードに、この戦い楽しませてもらったぞと言い事切れる。 最後にエスメレーの名を呟いた。ヴェイナードは何も聞いていないと言った。 城の私室に戻ったエスメレー。ヴェイナードが訪ねる。 家族を裁くようなことはしたくない、ノルガルドの騎士になって欲しいとそうすれば自由にできると頼むが、姉は断った。 戦うのも人と接するのも疲れた、ただ世のために祈りたいとエスメレー。 世を捨てるのかと、せめて側にいてくれないかとヴェイナードは頼むが、エスメレーは謝罪する。 ゼメキスを愛していたのですねと言うが、それは違うと答えた。 自分はただ運命に流されて生きてきただけ、そしてゼメキスもまたそうだった。 愛することは出来なかった、ただ自分しかゼメキスを理解することが出来ず、ただ哀れだったと。 後悔はしていないけれど、自分は戦乱に流されてきただけだった。 でもヴェイナードは違う、戦争のない時代を作れる人物だとエスメレーは告げた。 752 :ブリガンダイン ノルガルド:2013/12/30(月) 02 15 11 ID ??? 父親の墓参りに来たブランガーネ。そこにヴェイナードも訪れた。 裏切り者の姉は修道院に引き籠ったそうだ、甘やかされぬ寂しさを母の墓に訴えに来たのかと言う。 いささか口が過ぎるとヴェイナード。剣なら相手になるぞとブランガーネは挑発する。 それは良い、殺し合ってくれれば楽なことだとブロノイルが登場する。護衛の騎士がいなくなるのを待っていたようだ。 カドールが二人に襲い掛かる。斧槍の一撃がドレミディッツの墓を壊した。 怒るブランガーネがカドールに斬りかかり、吹き飛ばされるものの肩を切り裂いた。しかし傷がすぐに治る。 カドールの猛攻を必死に凌ぐ二人。ブロノイルが高みの見物をしながら、一年前の話をする。 ドレミディッツは戦乱の世にするには力不足だった。ゆえにゼメキスとの一騎打ちの時に、魔法で動きを止めたのだと。 ブランガーネはその言葉を聞き、自分が二人を足止めするから王であるヴェイナードは逃げろと言った。 しかしヴェイナードは断る。理由の一つはブランガーネでは足止め出来ない、もう一つは配下を見捨てる気は無い。 カドールを倒す算段をつける。ヴェイナードの剣を槍で止めるカドール、するとヴェイナードは自分ごと氷付けにした。 そしてブランガーネが弓矢を放ち、それが仮面のカドールの目を貫いた。 それでもカドールは死なない、しかし騎士たちが駆け付けた為、ブロノイル達は立ち去った。 立ち去るブランガーネに、一騎打ちを見ていたヴェイナードは、ドレミディッツが動きを止めたのか不思議に思っていた。 もし動きを止めていなかったら、ドレミディッツが勝っていたと告げた。そうかと言いブランガーネは去った。 全ての城を落としたノルガルド。しかしブロノイルの存在が気がかりであり、全力で捜索している。 ただ古い書物に聖王時代にブロノイルの名前があったと、もしそうであれば200年以上生きている化物だなと言った。 そこに行き倒れの西アルメキアの騎士が面会を求めていると部下から報告。ヴェイナードは会いに行く。 騎士はハレー。彼女はブロノイルがアウロボロスを復活させようとしていると、そのたくらみを告げる。 当然のように、ヴェイナードは騎士たちに招集をかけ、ブロノイル討伐を命じた。 アウロボロスを盗伐したヴェイナード達。しかし大陸統一もアウロボロスの討伐も、通過点に過ぎない。 だが何の祝杯もあげないのは寂しいと式典を開く。 病気だった騎士はついに寿命を迎えた、過去の亡霊である自分は必要ないと立ち去った騎士もいた。 ここまで来るのにたくさんの物を失った、これからも色々と失って行くのだろうかとヴェイナード。 どんな事があろうと自分は着いて行くとグイングラインは忠誠を誓う。 新たな時代の幕開けを告げにとヴェイナードは玉座から立ち上がる。 騎士たちの前に現れるヴェイナード、ブランガーネはそれでも認めないと口にする。 だが実は先ほどまで継いだのがヴェイナードでよかったと口にしていた事を、他の騎士がばらす。 ヴェイナードは皆に宣言する、まずは大陸を手に入れたのは気公らのおかげだと礼を言った。 生きることは戦いだ、それは決して外側だけでなく、最大の敵は自分自身であると。 時代に流されず力にこびず、己を見失わないように生きよ。予に頼るな、それが予の統治であると。 終わり。 753 :ブリガンダイン イスカリオ:2013/12/30(月) 02 16 09 ID ??? ■イスカリオ 君主ドリスト フォルセナ大陸の東南の位置。他国と接しているのは二か所だが、エストレガレス、カーレオン、レオニアの三つが面する。 特筆するほどの騎士がいない。君主のドリストのHPが高く死ににくいので、撤退させられにくい。 ●主要騎士 ドリスト:28才男。狂王と呼ばれ、身勝手で独善的、好きな事をやるという思想の元、戦っている。 LV21マッドモナーク。30になるとマッドモナークZになり最強魔法メテオドゥームを覚えるがMPが足りない。 イリア:18才女。ドリストに絶対服従の騎士。ドリストがボロボロだった彼女を拾って来た。感情を失っている。 LV20キラードール。クラス自体は優れた所は無く、装備・スキルにおいて欠点が見えるが、AGIがかなり高い。 アルスター:32才男。イスカリオの良識、至って真面目な配下であり、いつも国の事を思い胃を痛めている。妻に逃げられている。 LV12ビショップ。能力が偏るイスカリオの騎士の中で、両方高いという希有な人材。 キャムディン:34才男。いつもドリストのご機嫌を取り、気に入られることしか考えてない。 LV14ドルイド。影の実力者。独自の価値観でドリストに心酔している。 バイデマギス:31才男。腕力こそ全てと、難しいことは考えない。いつも高笑いしている豪傑。 LV16バーサーカー。INTの数値が意味不明なくらい低い。 ヴィクトリア:27才女。美人だが自分勝手でわがままな性格。当初はイリアの事を毛嫌いしていた。 LV11ソーサレス。 イスカリオの首都カエルセントにある城の王間。キャムデンがゼメキスの反乱をドリストに報告している。 ゼメキスの奴、見所あるじゃないかと笑うドリスト。それに対し、慎重に行動しなければなりませんとアルスターが進言。 しかし、ドリストは聞く耳を持たず、攻められる心配をするくらいならこちらから攻めてやると宣言した。 彼は他国の三下騎士共に格の違いを見せつけてやると言い、太鼓持ちのキャムデンがそれに同調する。 三つの国と接しているイスカリオ、アルスターは他国と同盟を組み敵を絞るべきと進言するが、ドリストにはやはり無視される。 こんな調子でイスカリオは戦乱の世に打って出ることになってしまい、アルスターは頭を抱えた。 ドリストの遊びの費用が掛かりすぎることに頭を悩ませるアルスター。そこに血まみれのイリアが現れる。 昼間から酒盛りをしていたドリストとその取り巻きの騎士たち。イリアが人喰い鳥の頭を袋から取り出し、ドリストに渡す。 ドリストは危険な人喰い鳥の谷に帽子の羽根飾りを得るためにイリアを行かせたのだ。これに対しアルスターがドリストを批難。 しかし、ドリストはイリアはイスカリオの騎士ではなく俺の騎士だから生きるも死ぬも俺の自由だと言い放つ。 それにイリアの全身の血は返り血で怪我などしてない。そもそも鳥如きに負ける様な騎士など要らない、そんな奴は死ねばいいと断言した。 下げられるイリアとアルスター。無茶な命令ばかりされるイリアに命が危ないと心配するアルスター。イリアは構わないと答えた。 ヴィクトリアや他の騎士がイリアについて噂していて、アルスターも加わる。どうやらイリアの噂らしい。 イリアがいつも全身に服を着ているのは、体にある模様を隠すためだとヴィクトリアが話す。 そもそもイリアは素性が不明で記憶も失っている。何年か前にボロボロで荒野をさまよっていた所を、ドリストに連れてこられたらしい。 アルスターがいうにはその時のイリアはずっと、失敗作だの廃棄処分だのを何度もつぶやいていたと言う。 そんな時、ドリストが突然現れ余計なことを言うアルスターをぶん殴った。 ギャロはドリストを讃える。そんな素姓の知らない人間を雇うだなんて、狙われている可能性だってあるのにと。 ドリストは俺様は格が違うのだと答える。むしろ狙われた方が退屈しないで済むからちょうど良いと言う。 そもそもお前も素姓が分からないだろうと言われたギャロ。これは一本取られたと笑う。 記憶喪失のイリアは自分の名前を憶えておらず、イリアという名前もドリストがつけたと言う。 どうせ適当につけたのだろうとアルスターが考えていると、ドリストに見透かされてそのまま連れていかれる。それを見てまた笑うギャロ。 754 :ブリガンダイン イスカリオ:2013/12/30(月) 02 16 53 ID ??? バイデマギスとキャムデンが歩いていると、ドリストとイリアが巨大な墓の前にいた。 その墓はドリストが子供の頃飼っていた犬の墓。死んだ時は騎士達を殉死させようかと考えた事もあるほど大切な存在だったという。 寿命があるのは仕方ない、けれど先祖の誰の墓よりも大きな墓をつくったと愛犬に想いを馳せるドリスト。 墓に名前がないことに気づいたイリアが犬の名前を聞くが、ドリストは悩んだ後にハートに刻んであると答えた。 それを見たバイデマギスとキャムデンは名前を忘れたんだな思った。 ゼメキスを倒したイスカリオ。呻くゼメキスに対し恩に着ると、ドリストは感謝する。 反逆なんてしてくれたおかげで大陸は戦乱の世の中になった、おかげで楽しかったと。 楽しいだとと絶句するゼメキス。本音を丸出しぶつかりあい、強い奴が勝ち弱い者が負ける、最高に面白いだろとドリスト。 ゼメキスは考え、確かにここまで全力で戦った日々は無かったと認める。自分は楽しんでいたのだろうと。 そこに突如ブロノイルが現れ魔法を放つ、ドリストとイリアは避け、不意打ちのような卑怯な手段は好きだぜと笑った。 イリアが槍を投げるが、バリアによって防がれる。そこに最後の力を振り絞ったゼメキスの渾身の一撃が入る、手傷を負うブロノイル。 ゼメキスに止めを刺した後ブロノイルは立ち去ろうとするが、イリアを見て驚き、不敵な笑み。セレナという言葉を残し、姿を消した。 ドリストは知り合いかと訪ねるが、知らないとイリアは答える。ドリストはイリアにゼメキスの死体を埋めるように命令。 死んだ好敵手を目にして「くだらねえ死に方しやがって、……一度、飲み比べしたかったぜ」とドリストは呟いた。 キャムデンが慌ててドリストの玉座に駆け付ける。イリアが変な水晶玉を見て暴れ出したと言う。 直後、王間にイリアが武器を持って現れる。手にした水晶玉にブロノイルが映っている。 ブロノイルは魔法で不死身の戦士を作っていた、その失敗作がセレナ。イリアの事である。 捨てる時に念のため、仕掛けとして命令を聞くルーン文字を体に書き込んでいた。 更なる戦乱を呼ぶため、領土を広げたドリストを殺す様にイリアに命令する。イリアは断るが、操られる。 気まぐれに拾ったものに殺されるとは、運のない男だと笑うブロノイル。 セレナセレナとうるせえんだよ、じじい! とドリストは怒鳴った。イリアに犬の墓を覚えているかと聞く。 イリアというのはドリストが大切にしていた犬の名前だったのだ。てめえに命令していいのはこのドリスト様だけだ!と叫ぶドリスト。 それを嘲笑いながらブロノイルは言う、セレナは子供の頃、銀貨一枚で酒びたりの親に実験材料となるとわかった上で売られたと。 そんなクズでも役に立っているのだからありがたく思えと、イリアを操作してドリストを殺そうとする。 しかしイリアはドリストの言葉によってブロノイルの操作に抵抗。魔法を使い、身体のルーン文字を焼き、操作の呪縛から逃れた。 自由を取り戻したイリアはドリストに命令を請う。ドリストはさっさと水晶玉を破壊しろと命令し、水晶玉は粉々に砕かれた。 キャムデンはイリアの忠誠心にいたく感動したと褒め倒すが、ドリストに殴られイリアの傷を治療できる僧侶を連れて来いと怒鳴られる。 今度、あった時はブロノイルの野郎をギタギタにしてやろうと言うドリストに、イリアは嬉しそうに頷いた。 ヴィクトリアがイリアにお菓子や紅茶をふるまう。その態度を不思議がるイリア。 お菓子を食べても無表情のままなので、まずかったのかと心配するヴィクトリアだったが、イリアはおいしいと答えた。 ヴィクトリアは今まで意地悪ばかりしていたが、たまたまイリアの過去の話を聞いてしまい、今までの行いを反省していたのだ。 泣きながら謝罪するヴィクトリア。すると羨ましいとイリアが言った。 自分は感情を無くしてしまった、泣いたり笑ったりできればいいのにとイリアは言う。 どうして泣くのかとイリアは訪ねる、あなたが可哀想だから涙が止まらないと言うヴィクトリア。 するとイリアの目から一粒、涙がこぼれる。驚くイリア。 決して感情を失ったわけじゃないと感動して、ヴィクトリアはますます泣いた。イリアは礼を言った。 全ての城を落としたイスカリオ。褒美などを考え喜ぶ騎士たち。アルスターはイリアの姿が見えないと探していた。 イリアなら槍を持ってどこかに行ったという。ドリストにも言わずにどこへとアルスターは訝る。 755 :ブリガンダイン イスカリオ:2013/12/30(月) 02 18 20 ID ??? ブロノイルのいる場所、ドローラスガルドへと辿り着いたイリア。城の中にブロノイルとカドールがいた。 カドールは不死戦士の完成体であると、カドールをイリアにけしかける。 力では負けるが、とっさに回避し腹に槍を突き刺したイリア。人形に人間は負けないと言った。 しかしカドールの傷が治っていく。カドールは不死身なのである。そして戦闘が開始され、力負けして壁に叩きつけられるイリア。 止めを刺さんとした時にナイフが飛んでくる。ハレーが現れカドールに立ち向かう、イリアはそれを見て気絶した。 傷を負った状態でイリアとハレーがカエルセントの城にもどる。 謁見の間。ドリストは「このたわけ者がああぁ!」とイリアを怒鳴りつけた。 「俺様の騎士が勝手なことしてみっともない姿を見せてんじゃねえ!」。そしてハレーに何があったのかを聞く。 ブロノイルが戦争を仕組み、世界を滅ぼすためにアウロボロスを復活させようとしていたことを伝えるハレー。 「くだらんなぁ。世界など勝手に滅びればいいではないか。」言いのけるドリスト。ハレーは正気を疑う 世界はどうでも良いが、ドリストはブロノイルその計画を邪魔するのはおもしろそうだと戦う事に決めたと宣言する。 長い年月を積み重ねたブロノイルの計画が一瞬でパアにされた時のブロノイルの顔が見ものだと大笑いするドリスト。礼を言うハレー。 覚悟はいいかとドリストに、何を言っても無駄でしょうと半ば諦めるアルスター、フォルセナがなくなれば意味が無いとキャムデンが従う。 二人の傷の手当てをしようとするアルスター。イリアは自分も戦うと言うが、ドリストはクビだと伝える。 言いつけに背く犬、勝てない相手に噛みついて勝手に死にかける犬など飼う気はないとドリスト。 君主たるもの示しが必要だとキャムデンが同意する、続けてイリアは国に仕える騎士ではないからどこに行こうが自由。 例えドローラスガルドでもたまたま鉢合わせしても仕方ないと、キャムディンは言った。なるほどとうなずくアルスター。 俺様に逆らいたいのかと言うドリストに引き下がれませんとアルスター。一緒に連れて行ってほしいと懇願する。 ドリストは部下たちに押され面倒臭い、勝手にしろとイリアの同行を認めた。イリアは一応改造されているので、傷はすでに治っていた。 ハレーに礼を言うイリア。「一人ではないから今度は負けない」と言った。 おかしな国ねと笑うハレー。何なら雇うぜと言うドリストに遠慮すると誘いを断る。 イリアに案内され、一行はドローラスガルドへ。一丁、楽しもうじゃねえかとドリストはブロノイルへと戦いを挑む。 謁見の間。アウロボロスを倒した事に感動するアルスター。しかしと考える。 高貴なランス王子、知勇のあるヴェイナード王、清らかな女王リオネッセ、賢王カイなどの名君を差し置き。 何も考えていないドリストが世界を救ってよかったのかと疑問を浮かべるアルスター、どうしても納得がいかない。 それを聞いてぶん殴るドリスト、これから先の事はちゃんと考えているとアルスターに話す。 いつも通りごまをするキャムデンに、押し黙るイリア、そしてバイデマギスが内容を訪ねる。 ノルガルドをバイデマギス、カーレオンはキャムデン、パドストーはアルスター、レオニアはヴィクトリアに与えると言う。 分割統治をするのかと、ドリストがちゃんと大陸統一後のことを考えていた事に驚くアルスター。しかしその驚きは一瞬で絶望に変わる。 大陸を分裂させて、もう一度戦争を起こそうとドリストは言ったのだ。絶句するアルスター。 私は今日から賢王ですなと喜ぶキャムデン、北には色白の美人が多いとニヤけるバイデマギス、そして亡国の王子扱いされるアルスター。 おやめ下さいと言うアルスターに、戦争で勝てば命令できるぜと聞く耳持たないドリスト。正気なのかと唖然とするアルスター。 細かい事は考えるなと酒を飲み大笑いする一同。このままではアウロボロスよりタチが悪いとアルスターは何とか諫めようとする。 イリアに助けを求めるアルスター。しかし、所帯持ちのくせに口説いてんじゃねえよとバイデマギスに捕まり酒を飲まされる。 その様子を見てイリアが笑みを浮かべ、最後には大笑い。それを見たドリストもニヤリを笑って酒を呷った。 終わり。 757 :ブリガンダイン カーレオン:2013/12/30(月) 20 29 58 ID ??? ■カーレオン 君主カイ フォルセナ大陸の西南の位置。他国とは二か所だけ接していて、さらに北の西アルメキアとは友好国。実質一か所だけ。 君主のカイの魔法と、ナイトマスターのディナダンが最初から強い。最もクリアが簡単な国と思ってよい。 ●主要騎士 カイ:25才男。見た目は頼りなさそうな優男だが、高い知性と魔力を持った賢王。 LV22ウォーロック。三属性を持っており魔法系統に強い、魔法も様々に覚えている。 ディナダン:27才男。大陸でも随一の剣士。王宮などの暮らしを嫌っていたが、カイのことは気にいっている。 LV25ナイトマスター。1/3でダメージを減らし、1/2で矢を無効にする。魔法も覚え、ステータスも高い。 メリオット:16才女。姫君でありながら明るいオテンバ姫。兄を心から慕っている。 LV3スカウト。 ボアルテ:53才男。先王の時から王家に仕える司祭。王家のある真実を知っている。 LV12ビショップ。 ミリア:16才女。メリオットの友達で、画家を目指して旅をしている。彼女がいないと仲間にならない騎士が数名いる。 LV5エンチャントレス。 カイを大声で叩き起こすメリオット。あくびをしながら起きるカイに、今城で起きていないのはお兄ちゃんだけだと言った。 王は皆の規範にならないとと言う妹に、なりたくてなったわけじゃないと言うカイ。 それどころじゃないとメリオットが騒ぐ、アルメキアで何か起きたのかとカイは聞く。 何で知ってるのと言うメリオットに皆を集めてくれとカイは言った。 ゼメキスはアルメキアのために戦った、しかし敵のいなくなったアルメキアでは地位と権勢のあるゼメキスが邪魔だった。 さすがカーレオンの静かなる賢王とディナダン。本当はカーレオンの三年寝太郎なのにとメリオット。 武によって地位と名声を得た彼は、これからも戦い続ける事で証を立てるだろう。 パドストーに逃れたランス王子はアルメキア再興のために戦い、またノルガルドのヴェイナードも動く。 つまり大きな戦乱が起きる。もはやどこかが統一するまで戦乱はおさまらないだろう。 応戦の準備をしなければならない。しかしとカイは考える、ゼメキスは謀略家ではない、裏に手引きした者がいる。 カイはメリオットと共にランスの元に行き、同盟の確認に行った。 もはや気をつけるべきはエストレガレスだけではないと、ランスに伝えた。 メリオットの友人であるミリアが城を訪ねる。今の状況を聞くと、カーレオンは人手不足。 ミリアは実はルーンの騎士、騎士だと絵を描く暇がなさそうだから黙っていたと言う。 メリオットはミリアを騎士に任命。王に言わなくていいのと聞くミリアに、私の言う事は必ず聞くとメリオット。 ミリアは苦笑いした。 メリオットがたくさんの洗濯物を持って通路を歩いている、全部カイの私室のベッドの下から発掘したと言う。 そんなだらしないと嫁が来ないと言うメリオット、それは困るなとカイ。 もう決めたとメリオットは、ずっと城にいて兄の面倒をみると言いだす。それも困るとカイ。 かわいい妹が一緒にいてくれる事を喜びなさいというメリオットに、カイは悩む。 それを柱の陰から見ていたボアルテは頷き、さらにそれを見ていたディナダンが何しているんだといぶかしんだ。 758 :ブリガンダイン カーレオン:2013/12/30(月) 20 30 47 ID ??? メリオットがカイをじろじろと見る。兄と自分が似ていないと言う。 ディナダンにも聞くと美女と野獣ですなと、美女だなんてと照れるメリオット。忙しいんだけどとカイは言った。 ボアルテが通路を歩いているとメリオットが壁に掛けられた、代々のカーレオン家の肖像画を見ていた。 絵には赤ちゃんの時の絵と大人の時の絵があるが、カイの赤ちゃんの絵が無いのを不思議がった。 本当はメリオットは兄の事を考えていた、今頃どうしているのか、会議で笑われてないか、薄着で寒くないかと。 きっと頼りないから妹として心配してるだけだと、ボアルテに言った。深い意味は無いから誰にも話さないでねと。 ボアルテは、メリオットに何かを言おうとするが、聞かずメリオットは立ち去った。 もう話すべきかと先王の絵を見るボアルテ。あなたの一人娘は美しくなりましたと報告する。 ゼメキスを倒したカイ達。カイは質問する、どうして反逆に乗り出した、最後のひと押しをしたのは誰なのかと。 下らない質問だとゼメキス、俺は俺の意思で反逆を選んだと言った。 己の全てをぶつけたかった、例え全てを火の海にしても。カイはわからないと返す、毎日の何気ない幸せがあればいいと。 自分を殺して生きるのは偽善だと言うゼメキスに、偽善は悪に勝るとカイ。 偽りのない自分のために多くの人が不幸になるよりはいいと。貴様が何を言おうと悔いはないとゼメキスは言った。 ブロノイルが現れ、カイとメリオットを攻撃する。そこにゼメキスが止めに入り、渾身の一撃をブロノイルに入れた。 バリアを貫きブロノイルに手傷を負わせる。ゼメキスに止めを入れ、ブロノイルは消え去った。 倒れたゼメキスはカイにこれからどうするかを聞く、戦い続けるしかないと答えた。 フォルセナを取れとゼメキスは言った。平和が欲しいならば、そのために戦うしかないと。 お前ならできると言って、そのまま息絶える。 ボアルテがカイ、メリオット、ディナダンの前で、今まで隠していた事があったとボアルテは話し始める。 カイとメリオットは実の兄弟ではない。カイは子供が生まれなかったために受けた養子。その後メリオットが生まれた。 そして先王は二人が結婚してくれると安泰だと言った。必ずしもそうしろとは言わないが、自分もそうしてほしいと言う。 昨日まで兄弟だった二人に結婚しろだなんて、国のためとはいえ人の気持ちを無視し過ぎだとディナダン。 戸惑うカイ、混乱したメリオットは一人部屋に戻る。二人は血筋を伝える道具じゃないとディナダンは不快感を示す。 夜、城の屋上で外を見てぼんやりしているカイ。ディナダンがメリオットの事を決断したのかと訪ねる。 出来たらこんな所で考えてなどいないさとカイは答えた。 つまりカイは、国のために嫌々、カイと結婚するかもしれないメリオットを憐れんでいるととディナダンは聞く。 ディナダンはメリオットはカイをまんざらでもないと。カイはメリオットにはもっとふさわしい相手がいると言った。 ともかく今は一国の王として戦乱を終わらせる事を考える。一度メリオットと話をするとカイは言った。 カイとメリオットは庭でばったりと会う。 王家の事とか国の為とか考えず、自分が犠牲になる事は無い、父もメリオットの幸せが一番だとカイ答えた。 でもとメリオットが反論する、それが一番なら我慢できる、親もそれを望んでいるし、それに兄は結婚できそうにないと。 がんばれば結婚ぐらいできるさと言い、軍議だと立ち去るカイ。一人残されたメリオットは、バカと呟いた。 759 :ブリガンダイン カーレオン:2013/12/30(月) 20 31 43 ID ??? メリオットがキツネ狩りへと行ったあと、カドールによって捕まる。カイは知らせを受けてすぐに出る。 カドールがメリオットを連れていこうとする、ディナダンが助けようとするが、メリオットの首筋に剣をあてられる。 カドールはメリオットを人質に、カイに半年間、兵を動かすなと伝えるようにと言ってくる。 メリオットは兄の足手まといになりたくないと、自分ごと斬れとディナダンに言う。王位継承者として命令した。 ディナダンは覚悟をと斬りかかる、カドールは気を取られ後ろからのカイに気付かず、魔法を撃たれて倒れる。 カイの元に走るメリオット。ディナダンの斬撃で剣を折られる。 カドールはナイフをメリオットの背中に投げた。ナイフが刺さり地面に倒れるメリオット、叫ぶカイ。 メリオットを抱きしめるカイ。兄に狐のマフラーを作ろうとしたが、逆に迷惑をかけてごめんと言って意識を失う。 ディナダンが言うには、これは呪いの武器で長い間、もしくは二度と目を覚まさなくなると言われている物だった。 ベッドで眠り続けるメリオット、その手を掴むカイ。 もうすぐ戦乱も終わらせられるだろうと、しかしお前のいない世界などに何の意味がある。 いなくなってやっと大切な物が分かった、なにが賢王だと自嘲した。 すると反応があり、ゆっくりと目を開く。また服がしわくちゃ、私がいないと本当にお兄ちゃんは駄目なんだから。 目を覚ましたメリオット、喜ぶカイ。夢の中で父に怒られたとメリオットは言う、兄を一人にしてはだめだと。 城を全て取り、大陸を統一したカーレオン。しかしカイは気を抜いていない。 ゼメキスは優秀な武人ではあるが策士ではない、手際良くクーデターを起こせたのは誰かの手引きがあったから。 しかしゼメキスは否定した。すなわちゼメキスにすら気付かれずにお膳立てした人物がいる、それがブロノイル。 ブロノイルは200年以上前から歴史に名前だけ出てくる人物、しかし調べても戦乱を起こした目的が分からない。 居場所さえ分かれば捕えられるのにとディナダン。カイは急がなければならない、そんな不安があった。 そこにボアルテが現れ、行き倒れの騎士がカイに面会を望んでいる事を伝える。 西アルメキアの騎士だった流星のハレーが、傷だらけで謁見の間に現れた。 彼女はブロノイルが戦乱を企て、マナを消費させアウロボロスの封印を解き、世界を滅ぼす事だった。 これからどうするかは考えるまでも無いと、ドローラスガルドの位置を聞く。これが最後の戦いだとカイは宣言した。 昼の城の屋上。戦いも終わり、一人考え事をするカイ。ディナダンが訪れる。 大陸を手に入れた事に不安を考えていた、小国だったころに比べて見なければならない事が多い。 これからは自分を含めて他人を当てにすればいいとディナダンが言い、カイもそうすると返事をした。 カイは質問する、どうしてディナダンは戦っているのか。ディナダンは自分の為だと答えた。 周りの人間が不幸なのに自分が遊んでいると気分が悪い、だから周りの人のために戦った上で自分は好きに遊ぶのだと。 ディナダンも逆に質問する。メリオット姫との関係はどうするのかと。 カイはすでに決めており、親の墓にも報告していると答える。その答えを聞こうとした時、ボアルテが駆け付けた。 カイが城門に行くと、旅支度をしていたメリオット。メリオットはミリアと共に旅に出ることにした。 戦乱が終わったら各地を見て回ろうと前から思っていたと言う。ボアルテは必死に止めようとするが、カイは見送る。 もうメリオットも子供ではない、本人が決めたなら止められない。「行ってきます、お兄ちゃん」「ああ、気をつけて」。 手を振り去っていくメリオット。ディナダンは聞く「それで、陛下の答えは?」「それは秘密だ」「残念です」。 愛すべき平凡な毎日の為、今日も仕事は山積みだと、カイは城へと戻った。 終わり。 760 :ブリガンダイン エストレガレス:2013/12/30(月) 20 35 09 ID ??? ■エストレガレス帝国 君主ゼメキス フォルセナ大陸の中央。西アルメキア、ノルガルド、イスカリオと計五か所と面している。 レベルが初期から高く、序盤ではかなりの強敵。しかし自分でやると守るのに手いっぱい、最も難しい国と考えてよい。 ●主要騎士 ゼメキス:36才男。元アルメキア王国軍総帥。現在はエストレガレス帝国皇帝。 LV27エンペラー。4マス先を攻撃できるテンペストボウは、高LVからの高威力でHPの低い者なら一撃で倒す。 エスメレー:24才女。ノルガルドから昔、人質としてゼメキスの妻となった。 LV17レクター。 カドール:?才男。圧倒的な強さを持つ仮面の騎士。ブロノイルによって改造されている。 LV29デスナイト。ほぼ上限のレベルなため高ステータス。その上毎ターン小回復で敵に回すとかなり厄介。 エニーデ:19才女。ゼメキスによって失脚させられた旧アルメキアの騎士の娘。素姓を隠して帝国騎士となった。 LV11アーチャー。エストレガレスは全部で4人抜け、さらに騎士が他に比べて増えない。 メルトレファス:19才男。強さを求めて闘う男、カドールやゼメキスの強さを正しいと信じ着いて行く。 LV7ファイター。エニーデとこいつはブロノイル戦のデスナイトで、スキルや魔法を覚えさせると受け継ぎ強敵となる。 一年前、ノルガルドに対し勝利をあげたアルメキア軍総帥ゼメキス。そのゼメキスに反逆の意思ありと、捕縛命令が出た。 アルメキア王ヘンギストは、ゼメキスの地位と権勢を妬む者達によって騙されていた。 その事をゼメキスに報告する部下のカドール。そしてゼメキスに対しカドールは反逆を進め、準備も出来ていると言った。 ゼメキスは高笑いし、戦いこそが我が生きる道だと反逆を実行。それが大陸全土を巻き込んだ戦争になるとわかって。 エニーデが演習所で訓練していると、カドールの部下であるメルトレファスが現れ、場所を開けろと言った。 カドールの腰巾着だと言うエニーデに、強くなるためにあると言うメルトレファス。力さえあれば何でもできると。 たくさんの人を不幸にする事もねとエニーデ。力があれば何でもできると言う人は、あっても何もできない人だと言った。 目的がなければ力があってもむなしいだけ、力が目的なんてむなしい。言い返せないメルトレファス。 せいぜい力をつけることねと言って去っていくエニーデに、いけすかない女だと舌打ちをした。 メルトレファスが演習場に行くとまたエニーデがいた。腕ずくでどかすのというエニーデに舌打ちし待つ。 演習をしているエニーデに、じゃあお前何か目的があって力をつけているのかとメルトレファスは聞く。 少し黙ってから、復讐の為だと答えた。昔アルメキアの騎士だったが失脚し、失意のままこの世を去った父親の。 メルトレファスは復讐こそ下らないと言った。失脚したのはそいつが弱かっただけで、復讐をしても人は生き返らない。 あなたは大切な人を失った事は無いのねとエニーデ。私は復讐のためだけに生きてきたと答える。 それを聞いて、復讐を手伝っても良いとエルトファレスは言う。エニーデは自分の手でやりたいと断る。 応援だけはしておくよとエルトファレスが言うと、ありがとうとエニーデは笑った。 また演習で会えるかと言うと、さあねと答えるエニーデ。オレはこの時間にいるよとエルトファレスは言い別れた。 761 :ブリガンダイン エストレガレス:2013/12/30(月) 20 36 09 ID ??? 城内。カドールがゼメキス陛下の命を狙う者がいると、メルトレファスを呼び出す。他の護衛は引かせ、現れた所を狩る。 謁見の間で一人待つゼメキス、隠れて待つメルトレファス。そして現れたのはエニーデだった。 あなたが追放し、失意のまま死んだ父の仇と弓矢を構える。そこにメルトレファスが現れ止める。 私はあなたを殺せる。あなたに私を殺せる覚悟が無いならどきなさいとエニーデは武器を構える。 震える剣、それでもゼメキスの前からどかないメルトレファス、その左腕に矢が刺さった。次は心臓を狙うと脅す。 しかしそれより早くカドールが後ろからエニーデを斬った。 倒れたエニーデに対し、ゼメキスはエニーデの父はノルガルドのスパイだったと教えた。 死にかけのエニーデの始末をメルトレファスに任せる。エニーデの名前は覚えておこうとゼメキスとカドールは去った。 エニーデを抱きかかえるメルトレファス、馬鹿みたいと自嘲するエニーデ。 復習が果たせても、こうなる運命だったとエニーデは言う。だから自分のために泣かないでとメルトレファスに行った。 「手を怪我させてごめんね、さようならメルトレファス」とエニーデは息を引き取った。 強い者こそ正義、陛下は強い、だから陛下は正しい。エニーデは弱いから死んだ、死んで当然。 自分に言い聞かすが、いつまでも納得できないエルトレファス。自分はあの時どうすればよかったのかと、悩み続ける。 もう一度会いたいとエルトレファスは願う。 そこにブロノイルが現れ、もう一度エニーデに会いたいかと聞く。もし自分についてくるなら合わせてやると言った。 考え、会いたいと答えるエルトレファス。ならばついてこいと、共に立ちさる。 カドールがエルトレファスが行方知れずだとゼメキスに報告。臆病ものは捨ておけと、気にしなかった。 (二人はブロノイル戦のガヘリスとオルウェンとして戦う。人物説明を見ると、愛する者を理解できないと書いてある。) 城内。ゼメキスの前にブロノイルとカドールが現れる。 ブロノイルはゼメキスに頼みたい事があると言った、戦乱をさらに大きくするために死んでもらうと言った。 カドールがゼメキスを攻撃、さらにブロノイルの放った炎がゼメキスを直撃する。 とどめを刺そうとカドールが攻撃するが、エスメレーが現れ魔法で攻撃。さらにゼメキスが斬り払った。 貴様はしょせん、私の操り人形にすぎないと言ってブロノイルとカドールが消えさった。 跪くゼメキス、お前に助けられるとはなとエスメレーに言った。 あなたはまだ死んではいけないと、あなたの運命はフォルセナと共にあると告げる。 ゼメキスは命がある時から行く先は己の意思が決める、何者にも決めさせないと断じた。 大陸を統一したゼメキス。そこに傷だらけのハレーが面会を求めてきた。 大陸を統一してさぞ満足でしょうねとハレー、でも操り人形としての役目は終わったと告げる。 ゼメキスが嵌められたのも反乱を起こさせたのも全て影からブロノイルが操っていたとハレーが言う。 しかしゼメキスは己の意思で決めたと、その言葉をきって捨てた。 どうにしろブロノイルの思惑は通り、世界は滅亡の危機だとブロノイルの目的を伝えた。 戦乱でマナを消費させ、結果マナで封印していた古代の神アウロボロスを解き放つ事。 この戦乱を起こしたあなたにも責任がある、それとも最後まで操り人形でいるとハレー。 俺は挑発するかとゼメキスがいい、なら斬ればいい、それでも事実は変わらないと言い放つ。 貴様の挑発に乗るからではない、ブロノイルは俺の敵だから討つと言うゼメキス。ハレーは居場所を教えた。 ゼメキスとエスメレー。後の歴史はゼメキスを評価しないだろう。 それでもエスメレーは真実を知っていると言う。ゼメキスは後の評価などどうでもいいと言った。 過酷な運命に立ち向かい続けたあなたに、安息の日が訪れても良いとエスメレーは言う。 覇道を進む己に安息など必要ないと、あるとすれば死ぬ時だとゼメキス。 俺と一緒にいる限りお前にも安息な日は無い、欲しければ今すぐこの剣で俺を殺せと言い放つ。 これが最期の機会、お前になら殺されても構わないとゼメキスは続ける。 しかしエスメレーは断る。人間ならいつか必ず死に絶える、あなたの安息の日まで共に生きると言った。 運命はこれからも俺の前に立ちはだかるだろう、この命尽きるまで戦い続けるとゼメキス。 エスメレーはその背中を見て、ゼメキスと呟いた。 終わり。